二日目(7月31日木曜日)晴れ時々曇り
午前4時起床。星がわずかに見えた。
お弁当の中華ちまきを二つほど食べて、5時20分に出発!
これから向かう黒部五郎岳と右奥に笠ヶ岳が見え、気持ちは高まる。
山の朝の空気を思いっきり吸い込んで足取りは軽く。
山小屋でご一緒したご夫婦は小屋の朝食をとってから出発とのこと。 その後、あっという間に抜かれる。 |
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ウサギギクはいつもながら可愛い〜♪ |
イワイチョウが沢山咲いていた。 |
最初に太郎平小屋のうしろでにある太郎山に登り、北ノ俣岳へと向かう。
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ヨツバシオガマにミヤマキンポウゲ、先を急ぐ隊長に追いつくのが精一杯。ゆっくり撮るのは不可能・・・ ブレてしまった花も沢山!まあ〜花を綺麗にとはいかない(ブツブツ)
木道歩きが苦手なQ隊長。でも植物を守るためには必要なのかも・・・ |
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チングルマの花は終わっているものが多く、かわいい綿毛が風にゆれている。モミジカラマツも沢山!
笠ヶ岳を望遠で、9月にはQ隊長の兄弟と登る計画がある。
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もうすぐ北ノ俣岳というところで、ハクサンイチゲの大群落!緑の中にいっぱいに咲き乱れて素晴らしい〜〜!
北ノ俣岳の頂上に7時20分ごろ到着。まだ2時間の歩きだった。
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目を横に移せば薬師岳の勇姿が青空の下、美しい〜〜
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赤木岳を過ぎて、この岩ごろごろを登れば中俣乗越?
ちょっとブレてしまったミヤマダイモンジソウ・ハクサンイチゲ・ショウジョウバカマ
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あともう少しで中俣乗越。黒部五郎が目の前のよう〜肩までは1時間とちょっと。
五郎の肩まではジグザクに登って行く。鷲羽岳と同じだね〜と、まだ元気な?あずさ隊員。 肩でザックを下ろし、身軽になって山頂へ!
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黒部五郎岳山頂 11時に登頂〜バンザ〜イ!! 生憎、ガスでな〜んにも見えませ〜〜ん! でも、達成感で感無量です(*^-^*) 頂上には小舎でアルバイトをしていると言う若い女性が本を読んでいらした。今日は夕方までお休みとのこと。 頂上で読書なんて、優雅だな〜と感心してしまった。二人の写真も快く引き受けて下さった。
山頂からカールの一部分が霧の中に現れている。深いんですよ〜 少し霧が晴れて、黒部五郎小舎の赤い屋根が見えました。(矢印のところ) 30分ほど山頂でのんびり〜〜しかし、ここから小舎まで3時間?ほんとかな〜 いよいよカールに降りることに!どんな風景だろうと期待が膨らむ。 |
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山頂から肩まで降りて、ザックを背負う。ズシリと肩に食い込む。何でこんなに重いんだろう〜〜 肩から少し急な斜面を慎重に降りる。砂利で滑りやすい。 あまりの大きさにカールの一部分しか収めることができない! カールの中は大きな岩や可憐な高山植物が咲き、雪解けの清らかな清流が喉を潤してくれる。
Q隊長、旨い旨いと絶賛!
お花畑も楚々として癒される。シナノキンバイやイワイチョウなど。 |
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この中に何時間も身を置いてみたいものです。
アオノツガザクラ
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左は有名な雷岩。巨大である。 右は目や口のある臼のような巨大な岩。
左写真 どうしたらこんなにスパッと切れたように割れるのか?何とも不思議な岩だ。 右写真 まるで水晶の結晶のような形に見えるこの塊も巨大。 どの岩も近くに行けないので、大きさが表現できないのが残念!実際に見てみないとね! |
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あんなに大きなカールも画像で表現出来ません・・・
さあ、いよいよあの樹林帯を抜けたら小舎に着くのかな?
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落ち着いた日本庭園のような感じ。せせらぎと花々がとても清らかでした。 結局三回くらい樹林帯を出たり、入ったり〜雨が降り出し、急ぎ足でヘトヘトに・・・ |
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ミヤマアキノキリンソウ
黒部五郎小舎に到着したのが14:00調度。山頂から3時間も掛かってしまいました。 太郎平小屋でご一緒だったご夫婦はお昼ごろ、とっくに到着していました。 まあ〜お若いし〜でも健脚です。 いつものように宿泊の手続きをしている時、Q隊長は早速生ビールでご満悦〜〜 まだ新しい木のぬくもりの小舎はとても綺麗でした。部屋は2階の8人部屋。 太郎平小屋でご一緒だった横浜のご夫婦とご縁でしょうか、また同じお部屋でした。 山口からいらしたご夫婦も楽しい方で、皆、和気藹々。 この日ももっと人が多ければ二つの布団に3人と言われたが、ラッキーなことに ゆっくり一枚の布団で眠ることが出来ました。
黒部五郎小舎の夕食です。天ぷらも揚げたてで、とっても美味しかったです。 味付けも良かったですよ〜今日は満足満足♪ 床につくまで、時間がたっぷり。霧で何も見えないのに外で話をしたり 明日のお天気を心配しながら黒い雲を見上げていた。 明日は長丁場なので、早めに眠った。(まだ薬師岳へ行くことになっていた・・・)
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