八ヶ岳縦走

 

赤岳・横岳・硫黄岳

 

9月26日〜27日(快晴のち曇り)

 

行程(26日)

美濃戸口から南沢コースを歩く(6:35)〜行者小屋(9:40)〜

〜赤岳山頂 2,899m(11:40)昼食&休憩(12:05出発)

横岳山頂 2,829m(13:50)小休止(14:00出発)

硫黄岳山荘(14:30到着)宿泊

 

 

美濃戸口の八ヶ岳山荘の駐車場まで二男の兄の車に

皆乗せてもらった。かなりの砂利道で、しかも狭い道。

インストラクターもしている兄は慣れている道だ。

駐車料金500円。止めて支度をしていると、

もう一台横に駐車して、三人連れの登山者がさっさと

山に入って行った。そこへ山小屋のおばさんが

「料金を払って行かなかった」とぼやいていた。

知らなかったとは言えないが・・・・

先頭はQさん。最初からピッチをあげていると

兄達から注意を受けていた。そうそう何時もそれで

息が上がってしまうのだ!

鳥の鳴き声はメボソムシクイと教えてもらう。

木漏れ日の樹林帯はなだらかで歩きやすい。

いつごろから急登になるのかな〜と気になる位。

皆、半袖のTシャツだったが、私は真っ赤な長袖の

Tシャツ(山百合子さんのお手製)が丁度良かった。

 

 

ようやく急な登りになって行った。

 

 

行者小屋に9:40到着。

お水の補給と休憩をして50分ごろ出発!

青空が眩しい〜赤岳からの眺望が期待される^^

 

 

 

 薄っすらと、雲海に浮ぶ北アルプスの山々が見えた!

槍ヶ岳もはっきりと分かる。素晴らしい眺めだった。

 

もう直ぐ登りきる。下を見ないように・・・

 

そして振り返って高度感を確かめる。ヒィヤ〜〜

 

     

 展望も良くなり、今回登る予定だった阿弥陀岳(Qさんがパス!)右はなだらかな硫黄岳。

 

中岳を挟んで阿弥陀岳の雄姿!登りたかったな〜〜残念!

でも登っていたら、今夜の宿「硫黄岳山荘」には辿り着かなかったかも・・・勿論Qと私(^_^;)

 

    

 此方は南アルプスの峰々が昼近くの燦燦と照りつける太陽が反射して

思ったように撮れない。フィルターが必要なのだが、新しいカメラ用を用意していなかった。

 

 

も直ぐ赤岳山頂だ。Qさんこんなところで小休止?頑張れ〜!!

 

 

 

 

ここまで来たらもう笑顔(^▽^)v

梯子やら急登で大変だったけど

もう直ぐお昼だ、休憩だ〜〜

 兄弟三人では初めての登山。

良く頑張ったね〜

赤岳からの大パノラマを堪能〜

(11:42)

 

雲海に浮ぶ富士山のシルエットがとても綺麗だった。

 

 

これからの登山が無事でありますようにとお祈りするQさん。

 

 

見下ろす田園風景も素晴らしい〜

 

 

 赤岳頂上小屋は凄いところに建っている!

見晴らしは良さそうだけど・・・こわっ!

 

 

 

 休憩後、赤岳展望荘へ。足元が戯れて滑りやすく

鎖を掴みながらゆっくりと下る。 

 

 

赤岳展望荘を通過。風力発電を利用している。

プロペラが勢い良く音を立てていた。

 

 

 

 これから横岳に向かう。緩やかな稜線のようだけど・・・

段々、薄い雲が多くなってきた。八ヶ岳は大きな塊の山だと言うことが登ってみてよく分かる。

 

 

赤岳を振り返る。

 

地蔵仏の後ろを通った。

正面に行く時間が無くて、ごめんなさい〜(^人^)

 

 

 遠く富士山も見えているが、この後直ぐに

雲に覆われてしまった。

でも、これだけの素晴らしいパノラマを

見せてもらうことが出来たことに

感謝!感謝でありました!!

 

 

 これから横岳に向かう登山道はかなり難所のようである。

気持ちを引き締めて、油断しないようにと、自分に言い聞かせた。

 

 

 

 

鉄の階段の連続!しっかりつかまって登れば

そんなに怖いことはない。

 

 

 

 

横岳山頂もあと少し!

 

 

  

 

 

 

 

 

横岳山頂は既にガスっていたが、ここまで来ることが出来て

大満足であった。(13:50)

 

 台座ノ頭?迫力満点!ここまで降りられるのかな〜

 

奥の院?

 

 

鎖や梯子などに最新の注意をはらって進む。

なので、カメラはこの後しっかり仕舞った。 

 

 

 

 

難所を無事通過して、ほっとしながらの歩き。

これからは危ない箇所は無いよと兄の言葉に

嬉しそうなQと私であった。

 

 

 硫黄岳山荘が見えてきた。10分位で到着だ〜

 

 

 

四人のパーティーは私達だけ。

一人で来ている登山者が多かった。

この日は全員で12人位かな?、少なかった。

(14:30)

 

   

外は風が強く寒かったが、コーヒーを入れて身体を温めた。談話室兼食堂にはストーブが入っていて暖かい。

2階は宿泊の部屋である。かなり余裕のある広さで快適である。そして一番吃驚したのがトイレ!

全部ウォッシュレットで清潔な造りなのだ。まだ新しい木の香りがした。勿論、ペーパーは流してはいけない。

所定の入れ物に入れるが、綺麗なので匂わない。まず、水が豊富なのもあるけれど、環境を考えて造られているのかな?

 

食事は5時30分から始まった。色々な野菜を使って、美味しく仕上げている。ご飯もお味噌汁も美味しかった。

外はガスで何も見えない。明日もきっとこんな感じかな〜朝焼けは期待できないと思った。

8時に消灯で、ちょっと早い!7時半まで談話室で子供の頃の話が弾む。

一人で夏沢鉱泉から登ってきた女性も加わって、山の話を楽しみ8時前に床についたが、暫くは眠れなかった。