2日目 8月6日(快晴)
野口五郎岳・水晶岳
朝の目覚めは清清しい気分!ゆっくり眠ることができたからだろう。 朝食は5時から。今回、ちいデジを持ってこなかったので、食事の写真を撮れなかったが 昨日の夕食も大変美味しかった。小屋の目の前に見える赤牛岳、が、朝日を浴びて綺麗だった。 |
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薬師岳の上部をこんなに近くに見るのは初めて。 二つのカールが見える。 遠くから見ると、どっしりとした山容が素晴らしい。
5:00に朝食を昨夜と同席した同級生と一緒に食べた。 Qooさんは竹村新道を通って、湯股に下り 湯股温泉に泊まってから帰ると言っていた。 早めに出られたのでお会いすることが出来なかった。 |
5:45分 さあ〜出発!今日の行程は野口五郎岳・水晶岳を目指す。 此処で知り合ったお仲間もそれぞれに出発。休憩しながら口には出さないが励ましあっている。 私たちが皆さんに励まされているのが正解だけどね(^-^)v 皆さん、健脚です! Qさんの足元にはかわいいコマクサが沢山咲いていました。 |
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やわらかな朝日を浴びながら、なだらかな稜線歩きは楽しい〜♪ |
コマクサは高山植物の女王。出遭った時の感激はいつも変わらない!! |
烏帽子岳がとっても小さく見える。後ろにデーンと鎮座しているのが立山である。 その左横が五色が原だ。
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槍ヶ岳、後ろには穂高連峰も見える。すばらしい〜〜\(^▽^)/
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山々の景色も素晴らしいが足元の花も見逃せない! チングルマはとってもかわいい花である。
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ヨツバシオガマも沢山咲いていた。
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赤牛岳と薬師岳 |
立山 |
槍は最後までいやというほど姿を見せてくれた(^▽^)v |
まだまだだよ〜でも気持ち良い歩きだね〜ご機嫌のQ隊長。 |
キバナシャクナゲがこんな風に咲いていた。 風雪に耐える姿なのだろう。賢い!
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残雪が涼をさそう。真っ白できれい〜さわりたい〜〜 (炎天下、暑いのだ〜〜でもあまり汗はかかない。) |
どこまでも青い空、強い紫外線を浴びながらも透き通った空気と爽やかな風に汗もそう出ない。 焼けるだろうな〜なんて考えなかった。景色や花に夢中である。 野口五郎岳への稜線歩きは快適である。丸くてなだらかな山頂は360度の大パノラマが待っている! 葛温泉「高瀬館」の女将がしきりに言っていた。そして是非、野口五郎小屋に泊まってねとも。 私はそうしたかったのだが・・・・思わぬ下山道となった。 |
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野口五郎岳が白く見えるのは花崗岩が多いせいだった。コマクサも沢山咲いている。 燕岳を歩いたときもこんな感じだったような。 |
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9:00丁度に野口五郎岳に登頂! そこで思わぬ出会いが、Qooさんだー!! ゆっくりスケッチをしていたら皆 さんが追いついちゃいましたねって(^^)
本当に360度、見渡す限り山・山・山、 大パノラマだ〜\(^▽^)/バンザーイ!!
Qooさんと写真を撮ったり、少しお話してから 先を急ぐ彼女を見送った。 そしてQ隊長は当初の予定を変更。 (予定では再び烏帽子小屋に戻り、ブナ立尾根を下る) 同じ道を通るより、竹村新道で下り、湯股温泉で一泊することに。 温泉に目がないQ隊長である〜(´-`)〜 あまり利用されていない道とのこと。ちょっと不安もあるが Qooさんだってそこを歩くのだから大丈夫だろうと決定!! かなりフットワークが違うんだけどね〜〜(- -;)オイオイ |
この景色は素晴らしすぎ\(◎o◎)/ワオー
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これから登ろうとする水晶岳である。気持ちが高まる! |
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右下に見えるのが野口五郎小屋である。ここに泊まって、夕日やご来光を山頂で撮りたかったな〜残念! (葛温泉の高瀬館の親族が烏帽子小屋と野口五郎小屋を経営している。) 布団が干してあったが人影もなく、時間も無かったので寄ることが出来なかった・・・
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9:25 出発! たけちゃんとてるちゃんご夫妻とQ隊長 野口五郎岳を後にして水晶小屋を目指す。 中央の赤茶けた場所に水晶小屋がある。 左にワリモ岳・鷲羽岳が!左奥にちょこんと笠ヶ岳のてっぺんが見える。
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オオー鷲羽岳が迫ってくる〜〜昨年登った素晴らしい山である。感動!!
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残雪がこんなに多く残っている。 万年雪なのかな? この景色もいいね〜〜♪ |
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東沢乗越に11:30 小休止をとる。 「ここは・・」って書いてあるのが面白い! |
水晶小屋までアップダウンを繰り返す。 なかなか辿り着かない。
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山が大きく崩れてる!これも自然なんだよね〜凄い!
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ミヤマダイコンソウが断崖絶壁の岩に咲いている。こんなに厳しい条件の中で 生きるのに一生懸命!私もこの根性、見習わなくちゃ〜〜。 |
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キバナノコマノツメ
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ミヤマオダマキ もうそろそろお終いのころだった。近くで撮れたのは このお花くらい。 |
上の写真の花と似ているが、此方はタカネスミレである。 花の大きさも葉も違う。初めて出遭った気が・・・ 心がときめく♪ |
遠くなので、望遠で。雨や霧がないせいか、 何となく元気がないミヤマオダマキさんたち。
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沢山の ハクサンイチゲさんが迎えてくれた。水晶小屋付近。
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12:45 に水晶小屋に到着! お腹が空いていたので、カレーライスを注文したら、 それは夕食のメニューだった。Q隊長、お汁粉を注文! お餅も入って、とっても美味しかった〜 皆に羨ましがれちゃった/(^_^) 前日、烏帽子小屋から宿泊の予約を三俣山荘に入れて置いた。 (水晶小屋は電話が無い。、緊急の時は無線かな?) 13:00 にザックを置いて、カメラだけ持って水晶岳を目指す。 13:20 出発 |
イワツメクサとタカネシオガマ?(ちょっと自信がない・・・) |
真っ白い雪が眩しいほど美しい〜 |
斜面に咲き誇る花たち。 |
水晶岳への登りは岩ゴツゴツだらけ!注意しながら歩く。 |
14:00丁度、水晶岳山頂に辿り着いた。 たけちゃんが撮ってくださったが、狭いので大変である。 あまり下がると危険!皆で順番に撮りあう。 |
このように水晶岳の山頂は居心地があまり良くない・・・ でも、景色は最高だ! 昨年通った雲ノ平が眼下に!黒部五郎岳は少し霞んで見える。 |
雲が出てきてしまって惜しいけど、水晶岳山頂から見る鷲羽岳への稜線がとても綺麗〜 この景色が見たかったのだ!!感無量である。
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水晶岳山頂の標識を撮る。 。
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水晶岳山頂の様子を少し下りてから写す。 本当に岩だらけだ。此処にはやはり水晶がある。 細かな水晶がきらきらと光っていた。 |
望遠で。雲ノ平小屋と庭園が良く見える。来年は此処でゆっくりしよう。 |
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イワベンケイ・シコタンソウなどが、寄せ植えのように咲いていた。 |
水晶岳からの下山道。 |
まだ新しいカメラを使いこなせないでいる。ボケボケだ〜 シコタンソウは仙丈ケ岳以来。小さいが魅力的! |
イワベンケイの果序は次第に赤褐色になっていく。 |
ヨツバシオガマ |
水晶小屋へ戻ってから、外のベンチでの楽しい語らい。 夕食は5時。ここの名物はカレーライスである。 大きな鍋に入れられたカレーを皆で注ぎ分ける。 皿に盛ったものは、絶対に残さないようにと注意を受けた。 狭い食事室はギュウギュウ詰めである。2回に分けられたが 配分が悪く、2回目の人は空き空きなのだった・・・
皆、食事を終えて、食堂は談話室に変わり、また山の話が楽しい。 そんな時、夜の7時に年配の女性二人が到着!驚いた! 雨具を着込んで、大きなザック、疲労困憊していた。 食事があると聞いて、喜んでいたら山小屋の男性に怒られていた。 午後、雷と雨があり無謀な行程だと思った。
水晶小屋はこの春のヘリコプターの事故で悲しいことが。 新築にするための準備だったらしい。建築したのは柏崎の大工さん。 先の大地震で皆帰ってしまい、心配していたそうだが どうにか間に合い、真新しい木の匂いがする小屋に建て直された。 だが、天井が余りにも低い。私も3回も頭をゴチーン!! コブを作ってしまった・・・そんな人がけっこういた。気をつけよう〜!!
今日の水晶小屋は超満員!一つの布団に二人である。 小さい山小屋なので、仕方がないのだ。 この日は殆ど眠れなかった。
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