金沢兼六園&平瀬温泉

2007年4月1日(日曜日)

 

前々から白山を日本海側から眺めたいと思っていたことがいよいよ実行されることになった。

きめ細かな計画を立てるのは夫のQさん。プラス温泉は欠かせない!

今回は一日目は岐阜県白川村にある秘湯の宿、平瀬温泉「ふじや旅館」である。

 

午前3時40分に自宅を出発。長野に所要の為寄り道する。

少々時間が掛かってしまい、金沢の兼六園に行けるかどうか迷うが

天気は良いはずなのに、日本海側に行くと山も何も見えない!

これじゃ〜白山を望むことなど無理と決め、兼六園へと向かった。

後で分かったことだが、中国からの黄砂の影響だった。残念だった・・・

でも、初めて訪れる金沢の町。気持ちはワクワクしていたo(^-^)o

 

兼六園には午前11時45分ごろ入園した。

駐車場を探すのに少々手間取ったけれど、まだ桜もちらほらと咲き始めたばかりなのに

観光客も多い。流石、日本三名園である。風格が外側からも感じられる。

さあ、中に入ってみましょう〜桂坂口から入園する。(広いので7箇所の入り口がある)

   

入場料を支払うところ。Qさんご機嫌〜時間が12時近くになってしまったけれど

折角きたのだからとゆっくり庭園の中を歩くことにする。金沢市内をこんな可愛いバスも走っています^^

 

  

 桜が満開になったら、もっと混みそう〜広い庭園だ。どっしりとした松に灯篭、歴史を感じる。

 

  

 唐崎松 兼六園の中でも最も枝ぶりが見事である。13代藩主・斉泰(なりやす)が

琵琶湖畔の唐崎から種を取り寄せて実生から育てた黒松。気の遠くなるような年月をかけて

これだけの立派な松に育てた人たちに感服してしまう。(11月1日に雪吊り作業を始める)

今年は雪が少なかったのでどんな景色になったのでしょう。冬に訪れてみたいものである。

 

徽軫灯篭(ことじとうろう)兼六園の中でも人気の写真スポット?1!だそうだ。

全部回るためには、そんなにゆっくりは撮っていられない。

 

   

しっとりとした庭園は古木が美しい形に整えられている。昔から大切にしてきた様子が伺える。

  

  

曲水 園内を流れる曲水の豊かな水は1631年の寛永の大火の翌年、

3代藩主・利常の命により町人板屋兵四郎(いたやひょうしろう)が、城の「防火用水」

として作った辰巳用水を利用している。両岸には桜が植えられ、4月の開花時期には杜若(カキツバタ)の

若緑とともに美しい景観を楽しめる(パンフレッドより)この時は残念ながら桜はまだだったが、

手前にショジョウバカマが咲いていた。

 

 梅の花がまだ残っていて、苔むした庭に色を添えていた。

 

 梅林にはまだ花をつけている木も何本かあった。

 

  

 ここは何処か、メモしながら回ればよかったと後悔!日当たりが良いところの桜にはカメラを構える人で一杯だ。

 

 

 庭園の中は全て絵になる。絵を描いている人も多い。

 

 

左画像、松の大きさが分かりますよね!右、光る苔が素晴らしい〜

 

 

枝を天に伸ばした桜!  右の松は根上松と言われ、40数本の根が2mも地上に露出した名物の松。凄〜く立派!

 

 

 霞ヶ池の中の蓬來島。処狭しと沢山の木々が植えられている。

茶店であんころ餅を食べた。小さいけれど上品な甘さで美味しかった。

 

 

 重要文化財の「成巽閣」(せいそんかく)文永三年(1863)前田斉泰公が母堂の隠居所として建てたもの。

中には入らなかったが、お雛様が展示してあるとのことだった。

 

 

 兼六園には一時間ほど散策、元来た所に戻り、道路を挟んだ金沢城公園に行ってみた。

桜が咲き始めたばかりの石川門前。三十間長屋とともに旧金沢城の数少ない遺構のひとつである。

天明8年(1788)に建立された。国の重要文化財に指定されている。屋根は鉛瓦である。

 

 

 

 

 

どっしりとした構えの石川門。

  

 左右異なった石垣が珍しい。昔の人のこだわりなのか、今でもこうして競い合っているのだろう〜

 

 

いよいよ金沢ともお別れ。金沢のお菓子は有名だが

何処で何を買ってよいか皆目分からない。

近くにあったお店に入った。お客も多いし、おなじみの

お客さんも買っている。我々も注文して待っていると、

お茶と桜餅を出してくださった。美味しい〜

さっきから甘いものばかり口にしていた。

お昼はもうこれでよしとした(^^;)

 

  

宿へ向かう途中、五箇山へちょっと立ち寄った。岩瀬家の中に入らず直ぐに出発!

白川郷も遠くから眺めて終わり。観光バスも沢山来ていた。

白川郷が霞んでいるのは中国大陸からの黄砂である。

目や鼻にもアレルギー反応が出てしまった。

 

 

平瀬温泉「ふじや旅館」PM3:00

 

 

丁度3時に宿に到着。最初、裏にある新館へ行ったら、お客さんは本館ですと言われ此方に来た。

鄙びた感じで部屋も古く、匂いが篭っていた。が、私達は温泉がメインですから〜気にしない気にしない。

予約をする時に新館があるって聞いてなかったよ〜

  

 温泉はなかなかの優れもの。とろりとした湯は肌がしっとりとする。男女とも同じような造りで

内風呂から露天風呂へ出られる。源泉90度の温泉は加水することなく賭け流し

丁度良い温度に注がれるよう工夫してあるそうだ。長く入っていられる気持ちの良い温度。

日曜の夜ともあって、泊り客も少ないのだろう、誰一人湯船で会うことが無かった。

■泉 質■

含硫黄・ナトリウム・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)

☆浴用の適応性☆

リュウマチ性疾患・慢性中毒症・糖尿・皮膚掻痒症・ニキビ・しもやけなどなど。  

 ☆飲   用☆

糖尿病・リュウマチ性疾患・慢性便秘症・運動障害(特に神経麻痺)・慢性気管支炎・・・

 

  

この地ならではの赤カブの漬物は美味しい。山菜の天ぷらもパリッと揚がって最高〜^0^v

飛騨牛は美味しいけれど、私達は無くてもいいもの。焼き魚は珍しくアマゴだった。

 

食後も温泉にまったりと浸かり、明日の高山を楽しみに夢の中へ〜〜

 

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