二日目
4月2日(月曜日)〜3日(火曜日)
平瀬温泉の朝食。この地方は朝、必ずほう葉みそが出る。白いご飯には欠かせない美味しさだ。 また、味噌やネギの加減も宿によって味が微妙に違う。 今日は高山も近いので朝はゆっくりして9時半ごろ女将に見送られて出発する。 |
今日は飛騨の里と高山を散策。+大鍾乳洞にも寄り道して盛り沢山のスケジュール! |
飛騨の里AM10:00
平日の午前中と言うこともあり、人も少なくのんびりと歩くことが出来た。 ま〜外国のお客さんが多いことに吃驚!数百年前の古い日本の家屋を熱心に見て回っていましたよ。 昔の人の知恵と芸術的とも言える美しい家屋は今でも息をしている。タイムスリップをしたような気分だ。 右写真の池は「五阿弥池」ハクチョウがのんびりと浮かんでいた。大きな家は旧西岡家。手前は唐臼小屋。 |
懐かしい風景。大切に保存していって欲しいものです。 手前から旧富田家・旧吉真家(国指定重要文化財)・旧道上家 |
左 旧中藪家 右 立保神社拝殿・舞台。神様の前で踊りを舞う民の姿を思い浮かべた。 |
落ち葉の下からどんな草が生えてくるのだろう〜小さな花が咲き出すのでしょうね。 |
旧若山家と中に飾ってあるお雛様。素朴なお人形が当時を物語っているようだ。 |
旧若山家は荘川造りと言われる入母屋造りから白川村の合掌造りに移行する構造を残しており、 合掌造りの発展を残している唯一の建物です(国指定重要文化財)パンフレッドより。 板の間の囲炉裏には炭が炊いてあり、建物が燻されていく様子が伺える。 |
炭焼き小屋に入って、懐かしむQさん。出てきたところをパチリ!苔のついた藁葺き屋根もまた良い。 |
何処の旧家か?とても広い!お雛様を展示している民家は6軒ある。水田に水を入れる仕掛けなのだろうか? 澄んだ水が流れ、水が溜まるとコトンと良い音がした。 |
水田と旧西岡家。田植えをするのは何時頃なのだろう。見て見たいな〜 春夏秋冬、何時来ても心がやすまる風景が待っているような場所である。 |
この石段を登っていくと、匠神社が建っている。今でも人が生活していそうな家。ちょっと住んでみたい気も(^_^) |
国指定重要文化財の旧吉真家(よしさねけ)この建物はムカイ柱という、木の股を利用した柱を使っています。 安政5年の大地震には、1?ほど移動しましたが崩れなかったと伝えられています。↓も。 |
雰囲気のある囲炉裏とお雛様。右の天井〜丈夫そう〜〜大地震にもびくともしない訳である。 |
お雛様、じっくり見てみれば良かったと後悔。どんな風に作られていたのかな? またの楽しみにしておこうっていつ来れるんだろう〜 小さな祠が石の上に乗っている。 この石に何か言われがあるのかしら? |
鐘堂で思いっきり突いてみた。ゴ〜ンと里じゅうに響き渡る。良い気持ち〜♪ |
高山散策(AM11:00)
町の小史 天生13年(1585)に秀吉の命で、金森長近が平定。高山城の築城とともに、京都を手本とした 町づくりを行った。金森氏による統治は6代107年間にわたり、その後は江戸幕府の直轄地、 天領となる。金森氏は代々風流を愛し、町人の間にも様々な文化が花開いた。今もその頃の 町割りのまま残っているのが、三町(さんまち)と呼ばれる町筋だ。
飛騨の里から高山は直ぐだった。朝市も12時には終わる。平日のせいか、あまり活気はなかった。 |
まぼろしの牛乳「朝市牛乳」さっそく買って飲んでみる。ん〜美味しい〜^o^ お土産やさんで、精密に作られた木の家具が可愛らしい。お雛様に飾るのかな? |
低い軒に黒い格子戸が続く、整然とした三町筋。飛騨の小京都と呼ばれ、人気が高い。 |
歯医者さん、中はどんな感じなのか入ってみたい!Qさん、試飲はだめだよ〜ん!! |
甘味屋さんやお蕎麦屋さんも多い。 |
左上の鉄塔?のような物が景観を悪くしてるね〜。 |
同じコーヒー店でも、左は古風な雰囲気のあるお店。右は和風でもちょっと現代風にアレンジした雰囲気のお店。 どちらも素敵だ。入ってみたかったな〜 |
人力車に乗って、町並みを行くのも楽しいと思うが、道が狭いので気になる。一人乗りならいいのにね〜 右の黒い木の格子は何という名前なのか?これは泥棒除けになりそう〜な〜んて。 |
江戸時代からの姿を今に残す陣屋の門構え。陣屋の前の広場にも毎日朝市が立ち、お昼頃まで開いている。 この日は既に片付けていた。 |
ここでも江戸時代にタイムスリップ!お土産やさんを覗いてみて歩くのは楽しい〜♪ |
お腹が空いたところで、高山ラーメンを食べたいと一致!探すのは私に任せて!この町に住んでいる方に 聞くのが一番!とそれらしい奥さんに美味しいお店を訪ねた。のが左の写真のお蕎麦屋さん。 店内は狭いのに人が一杯!カウンター席がやっと空いたので早速ラーメンを注文した。 あっさりしていて美味しい。でも私はラーメン通ではないので本当のところ良く分からない。 お店を出てからQさんが「この前テレビに出ていた主人だよ」ですって。この町の人もミーハーなのかな? その後、コーヒーでもと、くぐり戸のあるお店に入ったが、お客は私達だけでちょっと寂しい感じだった。 |
古い鎧がちょっと恐い。右は高山祭りの屋台が仕舞われているところ。 高山祭りは4月と10月の年2回行われる。後のニュースで見たが、観光客で溢れていた。 観て見たいけれど、人混みはやっぱり苦手。 |
木造の格子が美しい建物。いつまでも保存に力を入れて欲しいですね。きっとまた来ますね〜 |
金沢もこの飛騨高山もお雛様は4月3日まで飾ってあるのだそうだ。左は高山らしい祭りの屋台。 電気屋さんには蛍光灯の変った夕暮れ雛が。暗くなるとあかりがつくらしい^^
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寄り道の大鍾乳洞(PM2:00) |
高山でゆっくりしたが、まだ時間がある。宿も近くなので前から気になっていた 大鍾乳洞に寄り道。もの凄く中が大きいものと思っていたが、それ程でもなかった。 階段が多く、狭いので頭をぶつけないように注意をしながら面白い形をした 鍾乳石を観察。長い年月をかけてできる自然の芸術品である。 |
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よく名前を考ええるものである。国会議事堂・テンガロンハットに見えますか?
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新穂高温泉「槍見館」PM3:00
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高山から新穂高に向かうと、山の方には残雪が残っていた。いきなり冬! |
3時ごろ新穂高温泉の「槍見館」に到着。冷たい湧き水が缶ビールなどを冷やしている。 伝票に取ったものを記入する。自己申告である。雰囲気の良い木造りの宿。 かつては笠ヶ岳に登る山男たちの基地として利用されたと言う。 豪農の古い建物を改築した居心地の良い宿である。 |
吹き上げの空間が広々としている。部屋は二部屋のようになっていて、一つはコタツ。 もう一つは炭を炊いて、暖をとるようになっている。素敵な部屋だった。 |
部屋から蒲田川の綺麗な流れを見ることができ、この部屋からは槍ヶ岳が望める! この日もやっと、幾分黄砂も薄まり、勇姿を見ることができた。(望遠レンズを使って撮った。) |
左は混浴露天風呂。右は女性専用露天風呂であるが、女性の方から行き来できるようになっている。 |
ここには幾つもの露天風呂がある。貸切家族風呂や足湯など。右は女性のヒノキの内風呂。 |
■泉 質■ 単純泉 100%源泉賭け流し 皮膚病・神経痛に良い。湯はさらっとしている。
内風呂の着替え室は清潔で何でも揃っている。右は内風呂の男女別の入り口
此方は貸切家族風呂の中で一番広くて気持ちが良い。
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今夜の夕食も豪華だった。一つ一つ丁寧な料理は味付けも良い。中でも岩魚の土瓶蒸しは珍しい。 とっても美味しかった。おこげの蟹あんかけも美味である。
飛騨牛のすき焼きも、ちょっと多過ぎ!デザートは別腹でお腹に収まる^^ 朝食はこれまた種類が多い。でも美味しい〜ここでもほう葉味噌がつく。 味噌は八丁味噌を使っていた。 |
朝食の時、スタッフの女性が移してくださった。毎日9時過ぎに御餅つきが始まる。 私も初めてついてみた。思ったより重い。角にぶつけないようにちょっと緊張〜上手くできました! そして、帰る時間が!お米のお土産まで頂いて、さあ〜出発。家路を目指すのみである。 |
中央自動車道から素晴らしい眺め!桃源郷が広がる。あまりの美しさに Qさんも立ち寄っていいよと言ってくれた。大分過ぎてしまったが、 勝沼ICで高速を降りて桃畑を目指した。 |
今が真っ盛りの桃の花が見事!初めての体験に大感激〜\(*^▽^*)/ワ〜イ |
桃の花をUPで!きれいだな〜旅の締めくくりに優しい色に包まれて大満足でした。
長いレポを最後まで見ていただき、ありがとうございましたm(_ _)m |
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