徳本峠二日目

5月27日(水曜日)

雲一つない晴天!穂高の峰々の雄姿は神々しく。

午前3時ごろ目が覚めた時、テントの小窓から空を見上げると

満天の星が輝いていた。風は冷たく、外に出る勇気がなかった。

うつらうつらしながら5時前には起きた。早速カメラを持ち展望台へ。

テント仲間の青年は、これから霞沢岳へと向かうと言う。登り約4時間掛る。

山小屋の人から「雪解けが早く登山道はかなり注意が必要ですよ。」と聞いた。

小屋泊の男性も、行ける所まで行きますと、出発。

我々は、コーヒーを淹れ、パンと果物で朝食を済ませた。

テント撤収前に一枚。

↓左にポコッと出ている山が、西穂独標(11年前に登った)
右へ行くと、ピラミッドピーク

↓左、西穂高山頂 右が天狗の頭

↓ジャンダルムとロバの耳

↓右側:奥穂高山頂

↓前穂山頂

徳本峠からの絶景!霞沢岳からだったら、北穂高も槍も見えたでしょう。
でも、満足としましょう。多分、此処へ再び訪れることは無いかも知れないから。

テントを撤収、山小屋の管理人さんにツーショットを撮ってもらい
皆さんに挨拶して、下山開始です。

雪道は、下る方が怖い。気持ちを引き締めて、慎重に歩く。
フキノトウのおちびちゃんを発見!里のとはちょっと違うかもね〜

 

オオバキスミレさんに、もう一度ご挨拶。いつまでも元気で咲いてくださいね〜
右のも高山植物のひとつだけど、本で調べたけど分からない。

 

下山中も、サンカヨウの花が見送ってくれる。ツベメオモトの清楚な白さが好き。

 

この道は最高の花道です!

シロバナエンレイソウと大き目の花のニリンソウ(隊長撮影)

 

 

左:明神館付近に咲いていたエゾムラサキと白い花は? 右:ミヤマクワガタ

 

最後に、人で溢れる河童橋から残雪の穂高と梓川、新緑の上高地を記念に。

忘れてはいけない焼岳を!とうとう登り損なうことになるのかな?

これで最後、河童橋を入れた一枚。上高地周辺は、人で埋め尽くされている。
特に外国人が多く、それも団体で。上高地のイメージが変わってきてしまうほどである。

上高地バスターミナルに、12時ごろ到着。切符を買いバス停で発車を待つ。
この時間は、帰る人も少なく空いていて嬉しい。駐車場の「茶嵐駐車場」で下車。
我が家のポルテの車内は猛烈に熱かった。特に座席とシートベルトの金具。

来た道を引き返すように、「坂巻温泉」へと車を走らせた。
気温は30度近く、真夏のような暑さだった。
日帰り入浴の客は、私達だけだった。

早速温泉に!湯量は多く、源泉かけ流しの文句無しの良い温泉だった。
ゆっくり1時間ほど、ゆったりと浸かり、身体の疲れをほぐす。
残念ながら、露天風呂の方へは行けなかった。
アブが多く飛んでいたからである。夜はいないのだけどね。
私達は、これから家路に・・・隊長は長い運転、お疲れ様でした。

来月は「乾徳山」を予定!しっかり足慣らしをして
7月の兄弟登山「北岳」に備えなくては。

 

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