奥穂高岳へ

 

2011.7.24〜26

念願の奥穂に登頂!

Q隊長は今回で9回目であるが、40年ぶりのことで感慨深い登山だった。

今年は梅雨明けが早かったけれど、台風7号の影響か?

梅雨時に現れるオホーツク海高気圧が張り出して、不安定な天気になった。

でも、お天気おじさんでもある隊長の判断で、山行きを決行!

早出、早着き午前中の動きを徹底したお影で、雨具要らずの歩きでした。

 

一日目24日(日曜日)

午前零時に起床。1時に出発。高速料金1000円も廃止になったが、

この時間は半額になる。松本ICに4:25。沢渡の駐車場に向かった。

白地んだ空は薄曇りだが、山の方は雲に覆われていた。

上高地に一番近い駐車場はガラガラだった。山は空いているのかしらと思った。

朝食に、パンとバナナを食べてから支度する。

始発のシャトルバス(5:40分発)に乗り、上高地バスターミナルへ。

この時、往復券を購入した。6:15に到着。清々しい空気を吸いながら出発!

 

 

梓川は、いつもながらの清らかな流れ。穂高の勇姿も「待っているよ」と言ってくれているような(^_^)

 

 

明神に6:55に着き、5分休憩する。

徳沢に7:45 まだ足取りも軽く?

 

  

 

今回は涸沢にテント泊して、奥穂高岳登山と、ゆっくり花の写真を撮ることを楽しみに。

横尾大橋に8:45着。このとき大分疲れが出てきた隊長。15分の休憩は珍しかった。 

テントと食料の重みが足にズシンと掛かってきたようだ。最近の運動不足と夏バテが原因?

 

 

こんな青空に期待が膨らみ、脳天気な隊員はルンルン気分o(^▽^)o

 

  

涸沢に向かう傾らかな登りも、堪えていたQ隊長・・・本谷橋を渡ると普通なら2時間弱で

涸沢に着く予定なのだが・・・30分ごとに休憩が入り、どんどん追い越される。

下山する登山者が、心配そうに隊長の顔を見るので、無理をしないようにと強引に休ませた。

花の写真も忘れない隊員なのだ(^o-)-☆

    

クルマユリ と モミジカラマツ

   

キヌガサソウ と アオノツガザクラ

雪渓歩きは疲れた足を気持ち良く冷やしてくれる。

いつの間にか青空が消えて、灰色の空に。

 

 

涸沢岳と涸沢槍が現れ、ここまで来ると気持ちも楽になる。

 

 

キバナシャクナゲがあちこちに、綺麗に咲いていた。

 

  

3時間かかって到着。

テント村は混雑も無かったが、一番平らな場所を確保となると小屋まで一番遠い・・・

涸沢ヒュッテまで缶ビールを買いに行き、やっと一息(*^_^)c■☆■D(^_^*)カンパーイ

狭いながらも楽しいテントを設営〜♪

高校生の山岳部にも女子が多く、今時の山ガールブームなのかしらね^^

単独や友人同士で歩く若い女性にも、沢山出会った。

涸沢小屋方面には北穂高。まだ雪渓が残り、緑と白のコントラストが美しい。空が青ければ尚更だが。

 

 

明日登ることになる奥穂高!どうか晴れますようにと祈る(-人-)

涸沢岳と涸沢槍に雲がかかり、静かな夕暮れ。

夕食は、ヒュッテのおでんと生ビールを注文し、レトルトのカレーとごはんを

湯で温め、デザートはカットしてきたパイン。写真は撮り忘れです。

ソフトクリームはすっごく少なくて、滑らかでは無かったよ〜(-。-)

ヒュッテから見たテント村はこんなもんです。近い所ほど岩がゴツゴツした場所が多く、

板を借りると一人分、一泊700円也!結構かかるんですね〜

私達は一番遠いオレンジ色のテント。細かい砂利でした。

中央のオレンジ色のテントが我が家

夜6時にはシェラフに潜り、まわりの話し声を聞きながら眠りに入った。

 

       (二日目へ)