午前3時に起床。
空には満天の星が輝いていた。
周りのテントはまだ寝静まっている様子。
なるべく音を立てないように準備をした。
サブザックに防寒着と食料、水筒を入れ、あとカメラ。
ヘッドライトを点け、いざ出発!(AM3:50)
星明りはあるものの、足元に注意をしながら
ライトを頼りに歩くのは、初めての経験だった。
4時半を過ぎると、空も明るくなり足元も確認できるようになる。 ご来光が望めるかもと、期待しつつ何度も振り返る。
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AM4:45 ご来光 これが精一杯でした(*^_^*)v |
AM4:59 の白馬岳 この時は切り立つ姿を見ることが出来たが、山頂ではガスの中・・・ |
朝日に染まる雪渓を横に見ながら登る。
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ミヤマダイコンソウと朝日を受けた白馬岳
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早朝5時の朝日を受けて輝くタカネヤハズハハコとハクサンイチゲ
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左 ハクサンフウロ 右 ミヤマダイモンジソウ
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新潟県の最高峰 小蓮華山(2768.9m)へ!
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5:18小蓮華山山頂にて白馬岳を望む。そして白馬への素晴らしい稜線歩き! |
雲海も雪渓も素晴らしい〜溜息が出るような景色である。5:47
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何時間も歩いた靴底を冷やすには雪渓歩きが一番!気持ちいい〜〜^▽^ 右は分岐道標 右に曲がれば雪倉岳へ。5:53
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仲良しウルップソウ〜こんな姿を見ると嬉しくなっちゃうo(^-^)o 撮らせてね〜♪ 小さなお花畑が所々に。 |
(6:34)「おーい、もうバテタか〜」と言っているような? |
ミヤマアズマギクがとっても可愛い〜〜
左は ウルップソウとイワベンケイなどなど。 右はヨツバシオガマ
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白馬岳山頂 2,932m 7時10分に登頂!(約3時間20分の歩き) 上空は抜けるような青空だったが、常に湧き出る雲に大パノラマは望めなかったけれど、 贅沢は言えない!これだけの好天に感謝しなければ\(^▽^)/バンザーイ!!
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剣岳は雲の流れに見え隠れ。その後30分近く山頂に留まったが、 ずーっとこんな感じだった・・・(7:16) |
7:22 見渡す限り山々は雲の中である。ん〜残念! 右はオヤマノエンドウ |
白馬岳の先端は切り立った断崖絶壁!迫力満点だ。7:23 強風に煽られて、吹き飛ばされそうになる。下の方はガスで何も見えない。見たかったな〜 寒くてじっとしている事が出来ない。やっとここまで来たのに30分もいられなかったなんて・・・ 名残惜しかったけれど、ゆっくり花でも撮りながら帰ることにした。
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(7:48)非対称山脈である白馬三山の姿を垣間見る風景 あ〜来て良かった〜(^▽^)
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ハクサンイチゲと6月頃咲いていたのだろう、ツクモグサの起毛
ミヤマシオガマ |
(8:03)ミヤマアズマギクが、登山者に微笑みかけているような可愛らしさ。 常に遅れ気味な隊員である。
雪渓とミヤマアズマギク |
タカネツメクサ (8:07)
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8:12 |
8:13 |
8:14 |
(8:19)斜面にコマクサの群落。道からずーっと下の方なので 私のカメラの望遠レンズではここまでかな?いや、下手だから(^_^;)
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色鮮やかなヤマガラシ (8:22) 雲がこちらに向かって押し寄せてくるようです!
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8:24 コマクサが近くに咲いていました〜♪
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8:26
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8:27
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8:46 下山から1時間ちょっと、休憩です。 |
8:59 Q隊長が、イワヒバリを見つけました! |
(9:05)プロポーズをしていましたよ^^ (私の撮った画像はブレブレでボツ!)
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白馬大池が見えてきました。池が青く美しい。
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イワヒバリが美しい鳴き声で、暫く歌っていました〜(聞き惚れ〜〜)
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コバイケイソウ&チシマギキョウ
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シナノキンバイ&チシマギキョウ
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クルマユリ & コマクサ |
(9:50) テント場に、オレンジのテントがポツンと一張りだけ残っていました。
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ここまで下ってくると、気温が大分高くなって暑い! 白馬大池に10時半に到着。さっそくテントを撤収し、荷物を整理。 蒸し暑いテントに中で隊員は必死でシェラフやマット類を詰め込む。汗が吹き出るよ〜 ザックの中身は少しも減らない・・・やっぱり余分なものが多すぎた(--;)
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珈琲を淹れて一休み。これからの下りに備えて、隊員は膝サポーターをする。 快適なテント泊ができた事を感謝し、11時45分に出発。蓮華温泉へと下った。
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アズマシャクナゲ & タカネナデシコ |
ミネウスユキソウを見つけて大喜びのあずさ隊員。 重いザックに大分お疲れのQ隊長だった。天狗の庭に1時間で着いた。(12:45) |
隊長がウソを発見!今度は隊員が撮った!(強調〜(^^)v) |
到着!14時13分でした。今日はここのロッジ泊に。 昨日は急にキャンセルしたのに嫌な顔ひとつしなかったロッジの主人だった。 宿泊の手続きを済ませ、近くに駐車してある車にザックや登山靴を入れて、 身軽になり、早速、内風呂へ! |
女性内風呂(この写真は夕食前にまた入りに行ったときに写す) |
先に出た隊員はここの自慢のコケモモジュースを頂く。冷たくて美味しい〜〜 やっと出てきた隊長と生ビールで乾杯〜! 美味しくて、全部飲み干してしまい、ちょっと酔っぱらった隊員であった(~。~)
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夕食は5時45分から。温かくて味付けも良い。 特に蕗味噌を入れたトンカツは最高に美味しかった。 この日は8人くらいのグループと、全部で20名位だった。 隣には7大陸最高峰を登った女性がいらして、少しお話をした。 日本では田部井さんが有名だけれど、含めて日本女性では4人だそうだ。 楽しい食事も終わって、さっそく隊長と隊員はヘッドライトを持って 有名な露天風呂へと山道を歩いた。一番大きな「仙気の湯」に入る事にした。 午後3時までは日帰り入浴の方も多く、 男性で一杯なので女性は入りづらいところだ。
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夜の7時半位でこの明るさ。熱い湯に山の水がホースで入れられ、 丁度良い温度になる。夕闇に月の光が周りの山の影も映し出す。 もう一組の老夫婦もやってきて、一緒に湯に浸かり話が弾んだ。 星も数を増やし、幻想的な山のいで湯である。 大分手もふやけてきて、お先に失礼した。 真っ暗な山道はヘッドライト無しでは歩けない。 この山小屋は自家発電のため、9時に消灯だった。 露天に残っていた二人が無事帰ってくるのを気に掛けていたら、 戸の開く音と、話し声が聞こえて一安心^^ テント用のランプがあったので明るかったが、 疲れがどっと出て、いつの間にか爆睡zzzz
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7月21日(水曜)晴れ
朝食もご飯とお味噌汁がとっても美味しかった。二人ともおかわりする。 この宿は「日本秘湯を守る会」に入っているので、スタンプが増えました〜^^ |
お世話になった部屋と談話室
ピカピカに磨かれた廊下。 山の水をペットボトルに沢山入れる隊長。 駐車場が近くて良かったね!冷たくて美味しい水でした。
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蓮華温泉前にどーんと大きな朝日岳。別れを告げて、家路へといざ出発!
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途中で寄り道。大出の吊橋を入れて、白馬三山を! ここは何回も訪れた場所である。雲がちょっとお邪魔だけれど、 こんなにはっきりと山が見えたのは珍しかった。
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ちょっと遠回りした道で帰ったが、隊長曰く、 「無駄な回り道だった・・・疲れた〜」ですって。 上信越自動車道横川SAで「峠の釜飯」を食べた。久しぶり〜♪
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途中で新鮮な地の野菜を沢山買い求めた。 家路に着いたのは午後3時半ごろだった。
昨日と今日で長〜〜いレポになってしまったけれど、 充実した山歩きができた事に感謝でありました。
お わ り
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