秋の笠ヶ岳登山

 

第2回兄弟登山

恒例になったQ隊長の兄二人と4人で、一年ぶりの登山。

皆、初めての北アルプス笠ヶ岳である。

9月21日に2番目の兄が経営する「ねむの木ペンション」へ泊まる。

私たち二人は早めに着いて、清里の清泉寮へ行ったが、生憎の雲空で何も見えなかった。

「やまねミュージアム」へ行ってみたが、この時期は公開していなく残念。ぬいぐるみをゲット!

少し肌寒かったけれど、美味しいソフトクリームを頬張った。

 

  

清里にある温泉「天女の湯」でのんびりする。

午後3時ごろ三男の兄も到着して、夕方から楽しい語らい。

明日は短時間の歩き、鏡平までなので遅めの出発だった。

 

9月22日(月曜日)

起床 5:30 − 清里出発 6:30

新穂高温泉無料駐車場 9:25到着。靴を履き替え9:40出発。

 

22日 新穂高温泉駐車場出発 9:40 → わさび平小屋(9:55)休憩 → ししうどがはら(13:30) → 鏡平山荘(14:25)泊

23日 鏡平山荘出発(5:40) → 弓折岳分岐(6:30) → 弓折岳(6:40) → 秩父平(8:40) →  抜戸岳(9:30) →  

笠ヶ岳山荘着(11:40)休憩 → 笠ヶ岳登頂(12:10)山頂からの大パノラマを堪能!! 笠ヶ岳山荘に宿泊

 24日 笠ヶ岳山荘出発(6:00) → 笠新道分岐(7:00) → 笠新道登山口下山(11:00) → 新穂高温泉駐車場着(12:00)  

 

 

平日にかかわらず、駐車場は満杯状態に近かった。

新穂高温泉バスターミナルへと暫く歩く。

ここでトイレを済まし、いよいよ長い林道歩きである。

一昨年、中崎山荘に泊まって双六小屋〜鷲羽岳〜雲ノ平〜高天原へ行ったときの事を思い出す。

しかし、中崎山荘の建物が無くなって、更地になっていた。とても良い温泉だったのに・・・

井上靖が小説「氷壁」を書くために泊まった宿の一つだった。淋しい気持ち。

 

歩き始めの時は、コンクリートの林道もそう辛くはないけれど、下山時には堪える。

林道沿いに流れる清流、蒲田川(がまたがわ)に紅葉を見つけては足を止める。

わさび平小屋で休憩し、少しエネルギーを補給。再び林道を歩き、小池新道へ。

 

鏡平まで、暫く樹林帯を登る。

静かな秋の山歩き、花の残りや赤く染まる実に心癒される。

 

マユミ

 

キヌガサソウ

 

 シロトリカブト

  

ししうどヶ原に13:30 あともう少しで鏡平に!

健脚の兄たちの計画では笠新道を登り、

下りはクリア谷を使う予定でしたが、Qの希望により

鏡平経由で、のんびり山歩きに。

今日は鏡平山荘に泊まり、ゆっくりです〜〜

 

 

 

   

鏡池に2時ごろ到着。この時は、ガスっていて槍・穂高は見えなかった。

鏡平山荘で、宿泊の手続きを済ませ、ベンチで休憩。私はカキ氷を〜♪

この涼しい中にと、皆の注目!!喉が渇いていたので、とっても美味しかったですよ〜(^o^)v

寒くなり山小屋に入って、今日泊まる山人たちと話をしていると、いつの間にかガスが晴れて、槍・穂高の雄姿が!!

私はカメラを持って、急いで鏡池へ!

一昨年はこんなに綺麗には映らなかったので、大感激でした\(^▽^)/

後からみんなも集まり、素晴らしい景色にシャッターを押す。

 

 夕方からこんなに晴れてきた鏡池。夕食は5時から始まったが、宿泊客は約30名くらいだったかな?

食堂も並ぶことも無く、空いていて快適だった。小屋もまだ新しく、トイレもきれいでした。

食後、再び鏡池に!兄が「この分だと山が綺麗に焼けるよ」と言っていた通り、綺麗に染まっていた。

 

 

 鏡池は風も無く、槍・穂高がくっきりと映る。三脚を持ってこれなかったのが残念だ〜〜

 

雲ひとつ無い空の色が出ない。何故白く写ってしまったのか?これが私の実力なのであった(--;)

暗くなるにつれ、星が輝き始めた。槍ヶ岳山荘の灯りが良く見えた。

きっと鏡平山荘の灯りを向こうから見ていたかな?夜空は天の川と満点の星に感無量!

今日は5時間弱の歩きだったので、疲れも無く余裕〜明日もその位なので、楽チン登山である^^

兄たちには物足りない歩きでしたが、軟弱な弟夫婦に良く付き合ってくれました/(^_^)へへ

明日もきっと、好天の中を笠ヶ岳に向けて歩けるだろうなと、期待しつつ眠りに着いた。

 

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