新穂高から双六小屋まで

7月30日から31日

 

いよいよ待ちに待った北アルプス裏銀座の山旅である。

 

長梅雨のため1週間遅らせたのが大正解!好天に恵まれた。

 

午前6:51に出発。いつもより遅い時間だが、10:20には松本ICを降り、

 

釜トンネルを横目で見て、安房トンネルを抜けて12:00少し前に新穂高に到着した。

 

今日は新穂高温泉の中崎山荘に宿泊して翌早朝に山に向かう。

 

中崎山荘の夕食。沢山食べて明日の活力にする。美味しかった。

中崎山荘にはまだ早いし、お昼をどこかでと探した。

「穂高屋」と言う名のレストランでお蕎麦を注文する。

此処の女主人に「雑誌で見て来られたんですか?」

と聞かれる。いいえと答えたら怪訝そうな顔をした。

雑誌を見て訪れる人も多いとか。

特に美味しいとは思わなかった・・普通に美味しい。

この後、「深山荘」と言う温泉に日帰り入浴。

此処は女性の露天は狭くて洗い場がない。

山から下りてきた女性たちが困っていた。

男性用は広い露天が3っもあり洗い場もある。

同じ料金で〜憤慨!何でかな〜

 

中崎山荘に3時に入る。自動車を無料の駐車場に

置くと、遠くて帰りがかなり辛くなる。

有料だと5日間で1万円以上は掛かる。

どうしたものかと思案していたら、宿の人が

宿の駐車場にどうぞと言って案内してくれた。

心遣いがとても嬉しかった。ラッキー♪

温泉も源泉賭け流しで白濁湯。温度も丁度良く、

気持ちが良い。男女各露天には冷水で冷やした

トマトが置いてある。甘くて美味しかった

秋にはりんごだそうな。

明日朝は3時起き、支払いを先に済ませ朝食用の

おにぎりを受け取り眠りに着いた。

 

7月31日

朝3時起き。支度をして薄暗い中、4時に出発した。

長い林道歩きである。まだ元気だったので、

帰りの辛さなど考えもしなかった。

わさび平小屋に5:30到着。20分程休憩した。

 

登り始めて8時ごろ、青空が見えてきた。

もう直ぐ鏡平。池に映る槍が期待できそう!

元気も出てくる。

キヌガサソウやゴゼンタチバナ等など

高山植物が迎えてくれる♪

疲れも癒してくれた。

  

ようやく鏡平に9:45に着いた。

先ほどの青空はどこへ〜〜槍穂高は

雲が多く鏡池には奇麗に映し出されなかった。

こんなものですね〜(^_^;)

丁度ヘリが飛んできた。

でも楽しみが!鏡平山荘の名物

カキ氷を注文!しかし涼しい〜

あずさだけ食べる。きめ細かく美味しい〜

イチゴメロンレモンの3種類。

暑かったら、なおさら美味しいだろうな〜

ゆっくりし過ぎた10:30に出発する

 

このようなお花畑が広がっている。

マルバタケブキ

 

笠が岳・双六小屋への分かれ道

 

雪渓はひんやりとして気持ちが良い。

 

 もう直ぐ双六小屋に着くので安心の笑顔

良く歩いたな〜って(^^)

 イワツメクサは清らかで可愛い花。

 

双六小屋の前。雲が多くなった。

双六小屋に13:45に到着。

まずは生ビール!はQさんだけ。

混雑する宿泊受付に時間が掛かった。

部屋の名は「笠が岳」6組の夫婦がこの部屋に。

2組のお布団に3人と言う。

計画ではこの後双六岳に登る予定だった。

約9時間30分の所要時間に疲労で断念。

外のベンチでQさんは山の話に花が咲く。

そして、急に予定変更を言い出した。

「高天原は中止。その代わり雲ノ平山荘に

泊まって、ゆっくりしよう」と。

誰かが「来る時に9時間以上も掛かったのなら

とても高天原には行けない」と忠告したから。

あずさはへそを曲げた。部屋の方たちは

大丈夫だから、良い所だから行った方がいいよ

と言ってくれるが「もう行かない」とQさん。

そんなに大変な所なのかと思った。

夕食を済ませ、6時に床に着いた。

 

 

7月31日に出逢ったお花畑