晩秋の金峰山(2599m)

10月30(水曜日)晴れ

久しぶりの晴れ間、この期を逃してはと
思い立ったが吉日とばかり、山へ行く事に。
行き先を「金峰山」に決めたのは
帰りに「ほったらかし温泉」へ立ち寄り湯するため〜
温泉も久しぶりなので^^

午前2時に起床。サンドウィッチを作り、昨日焼いた
パウンドケーキをザックに詰めて出発〜
横浜は雨、山梨と長野は晴れマーク
それを信じる事に・・・

大弛峠に7時過ぎに到着。無料の駐車場は、既に5,6台の車が・・・
朝食用のサンドウィッチを食べてから身支度をする。
トイレも済ませて出発。いつもより遅い歩き始めだった。
木々は葉を落とし、木漏れ日が優しく足元の落ち葉や苔を包む。
サクッ、サクッ、秋の山歩きの一番好きな感触である。

秋山の心地好い匂い、澄んだ空気を思いっきり吸った。

緩やかな稜線に出ると、霞んではいるが

雪を被った富士山が木々の間から姿を現した。

上空は真っ青な晴天!多少の冷たい風も気にならないほどだった。

南アルプスも良く見える。北岳もすっかり雪化粧だ。
来年はきっと歩こうと、思いは膨らむ。

此処からの富士山は、本当に美しい形だ。雲海も素晴らしかった。
ただ、霞が残念!最期まですっきりとは見せてくれなかった。


南アルプスの山々。


甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳を望遠でアップ

 
金峰山までは、アップダウンを繰り返す。でも〜楽々のコースである。
朝日岳山頂に1時間位に着いた。

前日に金峰山小屋に電話をすると、昨日雪が降ったとかで
道路の凍結に注意してくださいと言われたが、大丈夫だった。
しかし、日陰の所々に雪が残っていた。

そして、大きな岩魂を張り付き慎重に上り詰めて、
ようやく緩やかな稜線にでたところ、
素晴らしい景色を望むことが出来たのである。
瑞牆山を右下に、堂々たる八ヶ岳!
低い山々は、紅葉の真っ盛りだった。

ちょっと頑張っていた、ご褒美かな〜
今日、連れてきてくれたQ隊長に感謝でした(*^o^*)


この岩を潜れば、金峰山の山頂〜1回目にも此処で写真を撮ったな〜

 
約2時間15分位で、9時半に到着〜ちょい賑やかな山頂。
記念に撮って頂いた。


シンボルの五丈岩。今回は近くまで行かず、
眺めながら珈琲を淹れ、手作りケーキを食べる。
至福の時間だった。暫くすると、団体さんが大賑わい。
ゆっくりもできず、下山することに。もう一度、五丈岩をアップ!


近くで見ると、やっぱり凄い!大迫力である。


山頂で、1時間ほど楽しんで、10時過ぎに下山開始した。
再び岩魂を注意しながら下るとシャクナゲの群生と
ハイマツに覆われた稜線を歩く。鉄山(くろがねやま)を巻いて
朝日岳への登りがあるものの、大したことは無い。
ナナカマドの真っ赤な実が、青空に映える。


前と同じ、来た道を返す歩きだけど、見る景色もまた違う発見がある。


下るごとに気温が上昇、汗ばんでくる。
あ〜早く温泉に浸かりた〜〜い!

駐車場に12時15分ごろ到着。約2時間15分かかった。
しかし、ここで難題が発生!カーナビで「ほったらかしの湯」を探索したら、
到着時間がなんと、午後4時??そんな〜うっそでしょう〜〜)0(
ってことで、がっかり諦めモード・・・が、何かおかしいぞ〜近くのはずなのに。
下りてからもう一度探索すると、1時間もしないで到着と変わったのであ〜る^^
気分一転、車を走らせながら林道の紅葉を
ルンルン気分で楽しむ、単純な隊長と隊員なのであった。

午後1時過ぎに「ほったらかしの湯」に到着。
小高い山の上、見晴らしの良い場所にある。
温泉の撮影は禁止なので、休憩場所の近くから富士山を撮った。

露天風呂からは、山々に囲まれた甲府盆地全体が見下ろせて、
富士山の雄姿も見れるなんて、最高に贅沢なロケーション。
温泉も広くて気持ちが良かった〜
ただ、観光バスも来たりして、かなりの人気で人も多い。
1時間ほど出たり入ったりしながら久しぶりの温泉を満喫したのであった。

すっかり山歩きの疲れも取れて、隊員は元気ハツラツ〜
だが、隊長は長い運転が・・・しかも中央高速で事故発生のため
一般道を走る事になり、かなりの時間が掛かってしまった。
家に到着したのが夜の8時。5時間の運転
お疲れ様でございましたm(_ _)m
充実した一日でありました〜v(*^▽^*)v