杓子山1598m

(しゃくしやま)日帰り登山

 

2011年9月24日(土曜日)

夏山から2ヶ月が経ち、そろそろ山歩きがしたいな〜と。

訛った身体には軽い登山が良いかもと、手頃な山を探してみた。

前日に急に思い立ったことなので、良く調べもせずに・・・

 

山梨百名山の一つである杓子山の山頂は、

富士吉田の市街地と、雄大な富士山を一望できる。

天気予報では全国的に秋晴れ!期待が膨らむo(*^-^*)o

午前4時起き、半には出発! =3

カーナビ頼りに、約2時間で駐車場が利用できる

内野コミュニティセンターに6時半に到着した。

支度をして、登山道入口まで約20分位の林道歩き。

田辺養鶏場を過ぎると、いよいよ登山口である。

高座山(たかざすやま)〜杓子山〜鹿留山(ししどめやま)

此処では鹿留山から登るコースだが、この山はパスして杓子山を目指す。

 

台風15号の爪痕が、所々になぎ倒された木々や枝が散乱していた。

 

山栗やアケビなど、秋の木の実も楽しみながら歩く。

 

 分岐点

ゆるやかに見えるが、かなりの急勾配である。

 

 

シメジのようなキノコ、食べられるのかな?木々の間から富士山が!まだ青空だ〜♪

 

が、雲がどんどん湧き出てくる。山頂では展望も望めないかも・・・

 

だらだら急登より、岩場の登りのほうが実は楽で楽しい〜^^

 

 

マツムシソウにも出合い感激する。右は、ウスユキソウ?

 

左は巨大なキノコ!  右は オオヤマボクチ

 

Q隊長がぶら下げているのは、台風で落ちた沢山の栗!

いつの間にか袋いっぱいになっていた。

 

 

9時40分に杓子山に登頂!生憎富士山は、ずーっと雲の中でした。

山頂では男性の登山者が一人だけ。登リ始めてから出会ったのは二人目。

この方は、私たちが来た道を下山して行った。

 

 

広々とした山頂には木の椅子とテーブルが三つありゆっくり出来るが、

少々斜めになっていて、お湯を沸かすのに三角点を使わせて頂いた。

 

 爽やかな秋を満喫しながら飲む珈琲は格別である。

赤飯も炊いておにぎりにしてきた。ずーっと二人だけ静かな空間。

あまり人気が無いのかな〜と思ってしまった。結構体力のいる山だしね〜〜

山中湖も望めるが、本当は此処から南アルプスも一望できる場所なのである。

 

 

左は?   右はワレモコウ(吾亦紅)

 

 

左はアキノキリンソウ  右はアキアカネ(赤とんぼ)

 

  

 

 

 

 

 

 

左=?     右=トリカブト

 滑りやすい急斜面が続く。

 

左=大きくて毒々しい色のキノコ   右=?

高座山からの下りも急勾配。赤土の露出した急下降をロープを掴みながら慎重に下る。

手が泥だらけ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左=アサギマダラ    右=?苺

 ススキも日に輝いて綺麗だった。

 

左=高座山から杓子山に登るコース。本当は此処から登るはずだった。右=ミズヒキ

 

 クルミを見つけて喜んでいたら、リスが道を横切った。これはリスの食べ物だよね〜

 

 黄金色の稲と今登ってきた杓子山などの山々(奥の黒く見える山)

 

 

 下山してからの一般道歩きは、かなりしんどかった〜

気温も上昇、喉もカラカラで、目についたのはソフトクリームの看板!

豆乳で出来たヘルシーなソフトクリームは大変美味でした(^o^)v

道がよくわからず、村の小学生や中学生に聞きながら、

やっとのことで出発地に辿り着いたのでした。みんな親切な子供たちでした(*^-^*)

帰り道に秦野へ寄り道。まいまいの泉の水を汲んで帰路に着きました。

こんなアップダウンのきつい山歩きは初めてだった。

でも、不思議なことに帰ってから筋肉痛も足の痛みも無く、

きつかった事も忘れてしまうのだから、山は止められないのだ(^▽^)/