瑞 牆 山 2230m

 

梅雨の晴れ間に日帰りで、山を歩きたいと思っていた。

6月15日は晴れマーク!この日以外は無いと。

初めて登る瑞牆山は奥秩父西端の花崗岩峰。

アズマシャクナゲの群生地でもあり、楽しみにしていた。

午前2時起床!2時半に出発した。こんなに早く出ても

登山口の駐車場に着いたのは5時45分くらい。山梨は遠い・・・

でも、平日とあって無料駐車場は空いていた。

しかし、空はどんより曇り空・・・こんな筈じゃ〜〜

 

 

5時50分に歩き始める。

登山口までは少しの林道歩き。

木々の緑がまだ新緑の色

清々しい空気を吸い込みながら

寝不足気味のヘボ隊員は

Q隊長からいつも遅れ気味・・・

今回はしっかり膝サポーターを装着!

頑張るぞー(`o´)/

 

 

3年前に金峰山へ登ったときは大弛峠からだった。金峰山から瑞牆山を見た時は

岩だらけで険しそう、登ろうとは思わなかった。

先月、Q隊長の兄が日帰りで金峰山と瑞牆山を11時間掛かって登ってきた。

隊長が百名山の本にて、瑞牆山にはシャクナゲが多いと知り、

今回は花を楽しむ登山と言うことで決定!一番好きな花だとか^^

花を撮りながらの登りだったので、3時間の所要時間だった。

 

2008年6月13日に金峰山へ登ったときに山頂から見た瑞牆山

 

 

 

傾斜はきついけれど、最初のうちは歩きやすかった。隊長は余裕である。

 

 次第に大きな岩が横たわる。全山、花崗岩の岩峰とあって迫力がある。

ミズナラの森はまだ新緑だった。

 

 小梨の花が可憐に咲く。

 

 

 

天鳥川を渡った先に、巨大な岩が見事にスパッと割れている「桃太郎岩」に出会う。

金時山にある「金時宿り石」と似ているが、それよりも大きく圧倒される。 

 

 美しく咲き誇ったアズマシャクナゲが、沢山姿を現しその度に足が止まる。

これじゃ〜中々山頂にはたどり着けない。カメラをゆっくり構えている暇は無く・・・

隊員のシャクナゲの写真は、ブレブレであった(-_-;) 山頂までのシャクナゲは全て隊長が撮ったもの。

 

 ?ツツジも少ないながら咲いていた。

 

この山の中では、人は小人のようである。  

 

優しい色合いのアズマシャクナゲ。

 

 

蕾も可愛らしい〜

 

 

 

 

 大ヤスリ岩が目の前に迫る。

 

聳り立つ 大ヤスリ岩の一番下にて

 ヨウラクツツジ

ピカリ☆さんに教えて頂きました(*^-^*)

 

 

 イワカガミ

 

キバナノコマノツメ

 

 山頂に近づくにつれ、登りは険しくなる。ロープを使うところも何ヶ所かあり

注意しながら慎重に登っていく。結構楽しい〜♪

 

 大ヤスリ岩に日が差し、わ〜晴れてくれたーと一瞬喜んだ(^▽^)/

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

山頂に着いたのが8時50分頃。

先に着いた隊長が、山頂に咲くアズマシャクナゲ

を撮っていた。やっとザックをおろす隊員も^^

 

 

 気品に満ちた色のアズマシャクナゲにうっとり〜

 

 

けれど、いつまでたっても晴れ間は出てくれず・・・

晴天なら八ヶ岳、北、南アルプス、富士山も

見渡せるのにな〜〜残念。。。

 

今回の目的はアズマシャクナゲを楽しむことと、梅雨明けの奥穂高に向けての訓練。

雨が降らないだけ喜ばなければである。

 

ガスが取れて、 山頂から見下ろす大ヤスリ岩は烏天狗の顔である。

撮っている岩の下は絶壁!落ちたらおしまいだ〜((>_<))

隊長が写真を撮っている間、珈琲の用意。

アンパンと珈琲で一服。

 

ガスが取れるのを1時間も待っているカメラマンもいた。

天気予報を信じて、やって来た人も多かったはず。素敵な写真撮れたかな?

 

 

 休憩30分程で下山開始。カメラはザックに仕舞う。

コンデジで時々花を撮りながら。

 

良いときに来れて良かったな〜と、感謝しながらパチリ!

キバナノコマノツメもやっとぶれずに撮れた^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 やはり人気の山とみえて登ってくる登山者が多くなり、声を掛け合う。

中高年が多い中、若いカップルも自然を楽しんでいる。

お姿は、今流行のスパッツとスカート、山ガールスタイル。

 

 見納めのアズマシャクナゲ。険しい山に咲く華麗な花です(*^-^*)

 

   

瑞牆山を見ることが出来ると聞いて、来た道を林道に変えて歩く。

 

 ガスが多く、中々山頂までは見えなかったけれど、この一枚だけやっと・・・

 

 林道の道には、今にも落ちそうな大きな岩、この間の大地震で落ちてきたのか?

何個も道に転がっていて恐ろしい。上を見ながら足早に歩く。

ヤマツツジの優しい花に癒される。

 

駐車場に付いたのが12時過ぎ。朝はあんなに空いていたのに、満杯状態だった。

もう一つの楽しみは「増富ラジウム温泉」に立ち寄り湯をすることであった。

車で10分程降ると温泉郷。最初に見つけた温泉はごご1時からだったので

他を探す。「金泉閣」は12時半からということで少し待つことに。

平日でも結構泊り客がいるそうだ。

 

綺麗にお掃除がされた所に、私が一番乗り〜汗を流して入ってみると、ぬる〜〜い!

ちょっと吃驚したが、ラジウム温泉の特徴らしい。入り方を良く読んでみると、

30分浸かり、その後隣りにある熱い湯に身体が温まる程度で上がる。

しっかり守って入り、出るころに泊り客のご婦人が二人入ってきた。此処の常連客。

一日3〜4回繰り返すと効き目があるとの事。なので、3〜4泊しないと効能が無いそうです。

余裕が無いとね〜色々・・・

 

入浴のみ大人ひとり600円とあるが、800円だった。(?n?)

 

 

お天気には恵まれなかったけれど、まる一日楽しめた今回の山歩き。

秋の紅葉も楽しめる山でしょう。またいつの日か来れると良いな〜と。