愛鷹山(越前岳1504m)日帰登山

2001.11.7(土曜日)晴れ

愛鷹山は、富士山の南裾野にそびえる火山群の総称で、

最高峰の越前岳、呼子岳、鋸岳、位牌岳など大小9つのピークからなる。

富士山と向き合う越前岳の北斜面はなだらかな地形で、

雄大な富士を眺めながら登ることができるそうで、楽しみだった。

 

まだ真っ暗な午前4時30分に自宅を出発。

空には星が瞬き、今日は良い天気に恵まれそう〜と期待大!

今回は、カメラは絶対に忘れません(笑)

 

 

 東名高速裾野ICより国道469号経由で十里木高原(越前岳登山口)

無料の駐車場に午前6時頃に到着。工事関係者の車が2台だけで、

登山者は私達だけでした。綺麗なトイレがあります。身支度をしていざ出発!

 

富士山も朝日を受けて、見事な雄姿を見せてくれます。

 

まだ千石原には行った事は無いけれど、ここのススキ群も素晴らしいと思った。

 

     

まずは歩きにくい幅広の階段を延々と登っていく。時々出す足をチェンジしながら^^

 

ヤグラを組んだ展望台からは北に聳える雄大な富士山を眺めることができる。

なだらかな笹の斜面を登って、潅木帯を抜けると、

ベンチやテーブルの置かれた笹峰に着く。

ここも富士山を眺めながらゆっくり休憩できる。

コーヒーを淹れたくなっちゃいますが、通過〜〜

 

中腹は樹林帯。ブナやヒメシャラ、リョウブなどの樹木はもう冬支度。

すっかり落葉した木々の間に、まだ赤く色づいたモミジの木が目を引く。

ミツバツツジが多いが、希少なアシタカツツジもわずかに自生しているそうだ。

 

天気予報では午前中は雲が多いと言っていたが、

まったく、雲ひとつないすっきりとした青空だ!素晴らしい〜〜\(^▽^)/

 

 

葉を落とした樹林帯、新緑の時、ミツバツツジの咲く頃に歩くと気持ちが好いだろうな〜

裸の木々の枝からもすっきりとした富士山が望める。

 

  

後もう少しだ〜しかし誰も登ってこない・・・人気の山と聞いていたけど、

こんなに早い時間に来る人はいないのかもね。静かな山歩きを満喫であ〜る(^^)v

 

越前岳山頂に7時50分ごろに到着!山頂には低木が多く、

ここでは富士山の上部しか見えない。

それにしても何という静かな山頂なんでしょう〜(^-^)

 

旅人の安全を祈っている、愛嬌のあるお地蔵さまです(^人^)

 

 

さて、朝食タイムです。インスタントラーメンですが、

山で食べるラーメンは最高に美味しい〜♪

 

 

コーヒーに甘い大福も、これがまた合うんですよね〜

食事が終わって、後片付けをしていたら、ようやく男性一人の登山者が到着。

挨拶をして、私達は下山開始です。

何組かのご夫婦がふうふう言いながら登ってくる。

皆、「もう下りるんですか〜」と吃驚する。

そして、どんどん増えてくる。やっぱり早起きは三文の徳だね(^_-)-☆

 

  

 下山途中で足元に赤い実?とアザミの花が咲いていた。

 

 この雄大な景色、もう少しゆっくり眺めていたいものです。

でも、この後に金時山登山口にある富士見茶屋で、水汲みもあり、

高速も混まないうちに帰らねばです・・・

 

 足元に小さな秋色みっけ〜♪

 

少しづつ雲も湧き出て、この後富士山も雲に覆われてしまいました〜

良い時に登れて感謝です!

写真を撮りながらで、隊長より少し遅れていたら、

駐車場から我を呼ぶ隊長の声が!

なんと、あの駐車場が満杯で、下山者を待っている状態。

急いで下ったへ(*・・)ノ

 

 広大なススキヶ原は自衛隊の演習場で、立ち入り禁止区域。

あちこちに砲弾が落ちている(怖!)

金時山も見えています(^-^)

 

 越前岳(左側)が美しい形をしている。

新緑の頃にまた登りにきますね〜と別れを告げた。

富士山をぐるっと回るようにして富士見茶屋に到着。

沢山のカメラマンが道路際にずらーっと。

でも、霞んだ富士山を恨めしそうに見ていた。

今回は少なめに水を汲み、野菜を仕入れて早々に帰路に着きました。

心地よい疲れでした。

 

ハヤトウリの味噌漬け

(いい加減な作り方ですが、味噌にお酒を加えてみました・・・)

 

初めて買ったハヤトウリは味噌漬けに^^

爽やかな味と歯ごたえがいいですね〜