晩秋の表丹沢・塔の岳へ

11月22日(土曜日)快晴

前日に急に思い立った山行き。

今回は隊員の要望に応えてくれて、「塔の岳」に決定!

電車の時間、バスの時間を調べてQ隊長の気の変わらない内に

そそくさと用意をする隊員(^^)v心うきうき眠りについたzzz

 

早朝5時起床!快晴ゆえ、UVカットを怠らない。

秦野からのヤビツ峠行きの始発バス(7:35)に間に合わせるために

早めに出発したが、横浜から相鉄線で海老名、小田急線で秦野まで

けっこう時間が掛かり、ギリギリの時間、コンビニでの買い物が出来ずに

家からのりんごとみかん、駅の売店でお菓子を買い、

まあ、何とかなるでしょうと、お気楽気分(^^;)

バス停は登山者の長蛇の列!三連休の初日だし〜快晴だし〜

それでも久しぶりの山歩きにルンルン気分〜♪

バスは身動き出来ない位詰め込まれ、ヤビツ峠まで時間の長かったこと・・・

ヤビツ峠のバス停にて。沢山の登山客で賑わっていた。

 

ヤビツ峠 →

富士見橋 →

三の塔 →

行者岳 →

塔の岳

 (8:25)   

(8:45)  

(10:00)  

(11:00)  

(12:10)

 

塔の岳→

 

花立山荘 →

 

堀山の家→

 

大倉 →

 

バス停出発

(12:45)

(13:00)  

(13:30)  

(15:00)  

(15:10)

今回は電車とバスを利用するため、ヤビツ峠より三ノ塔尾根経由で

三ノ塔へ登り、表尾根を縦走して塔の岳、大倉尾根を下山した。

★所要時間は私達の記録ですので、参考にはなりません。

 

 

 

 

ヤビツ峠から富士見橋へ車道を歩く。

 

空は雲ひとつ無い快晴!

これからの展望が楽しみな歩きだった。

 

塔の岳は一年を通して登山客が訪れる人気の山。

古くは信仰の対象とされ、尊仏山(そんぶつやま)

と呼ばれ山頂の山小屋の名前は尊仏山荘だった。

5月にはシロヤシオとトウゴクミツバツツジが

咲く光景は、とても美しいそうである。

その頃に再び訪れたいと思う。

 

さあ、これから登るぞ!

楽な歩きを想像していた隊員だったが・・・

とんでもない厳しさが待っていようとは!

普段の鍛錬不足が身に堪えました。

 

朝方は風も冷たく、手袋をはめる。

霜柱が立ち、解けた登山道はぐちゃぐちゃで

歩きにくい所も多く、木道で滑らないように

注意しながら歩いた。

 

左、最初からいきなりの急登!

右、まだ残っていた紅葉に感激!

 紅葉は諦めていたのに、遅く染め始めた木々が所々にあり目を楽しませてくれた。

 

 

登るにつれて、暑くなり上着を脱ぐ。

落ち葉が敷き詰められた道は足に優しく

こんな道がずーっと続いていたらな〜

などと、軟弱な隊員はもうへ張り気味。

あともう少しで三の塔へ。

さあ、頑張ろう〜

ほてった身体に冷たい空気が心地良かった。

 

1時間と35分、アップダウンを繰り返し、

ようやく辿り着いたって感じ〜

ここでも沢山の登山者で賑わっていた。

富士山が見事!ずーっと眺めていたいな〜

と、思っても次から次へと登ってくるので

そんなにゆっくりはしていられないし、

日帰り登山は時間との勝負でもある。

日暮れも早いし・・・ん〜〜

 三ノ塔からの眺めは最高である。

 標高1,205m

 

 大山には三回ほど登ったが、丹沢方面は初めてだった。

何処までも続く山並みが美しく、素晴らしい!!

ここから望む富士山は溜息が出るほど美しい〜 ( ̄o ̄*)

 

 

 遠く南アルプスも見渡せる!家から2時間位で、こんなに素晴らしい景色が見られようとは

此処は癖になりそうであるo(^-^)o

 

 

驚いたのは鎖の掛かった岩場!渋滞していた。

慣れない人は怖いだろうな〜と。

私はこの頃好きな場面である。しっかりと三点確保をして、

鎖は補助としてしっかり握ればそんなに怖くない。

下にいた隊長に写真撮って〜と言っても聞こえてなかった・・・

下から見ると、なーんだと思っちゃうくらい^^

 

 

瘠せ尾根に木で造った道。両側はかなり荒廃して崩れている。

怖〜〜

 烏尾山〜行者岳へと、アップダウンがちょっと

きついが、こうした緩やかな稜線歩きもあり、

変化にとんだコースである。

 

 やっと目的の塔の岳へ!Q隊長「まるで銀座のように賑やかだ〜」ですって!

まずは尊仏山荘で、Q隊長ビールで喉を潤す。まわりはカップラーメンを注文する人が殆どだった。

 

 

   

塔の岳 標高1,491m

写真を撮りあったりして、けっこう楽しんでいる。

いつの間にか、雲が沢山湧き出てきた。日が陰ると風が冷たく感じる。

 

 

 

 (撮影 Q隊長)

 

40分ほど景色を堪能して、大倉尾根を下山開始。

もう少し眺めていたい気持ちを残しながら・・・

 

帰りのコースは下るのみ。

甘くみて、膝を守るサポーターを忘れた

隊員は反省しきり、痛みが出ないようにと

太ももやふくらはぎに力を入れる。

明日は間違いなく筋肉痛だ〜〜

 

この道最高〜〜♪

 

 

 

 

 

下りは膝をかばいながら歩くので、後から後から

追い抜かれる。別に競争している訳ではないのだから、

と思ってもつい焦ってしまう。バスに間に合うかな〜

1時間に2本くらいしか走っていないのだ。

 

そんな中、落ち葉が敷き詰められた優しい道に

ほっとさせられる。感謝、感謝♪

大倉へ下る道は思ったほど厳しくは無かった。

 

 

 

三ノ塔は大きくてどっしりしている。

あぁ〜あそこを歩いてきたんだな〜と

辿ってきた道を思い浮かべながら下って行く。

塔の岳、また来ますよ〜とご挨拶を!

 

山の麓の紅葉は鮮やかではないけれど、

晩秋に向かう色合いを残して、それなりに美しかった。

 

 

 

 遅く紅葉を始めたのか、時折目に付く

色鮮やかな楓に思わずシャッターを切るが、

心残りの場面・・・

 

こんなに素敵な道ばかりではありませんぞ!

急な坂道等は、写真を撮るどころでは無かったのです〜

 

 

 

 

下るにつれて、紅葉した木々が多くなり、

思わず見上げてしまいます。

 

途中に何件もの山小屋があり、宿泊も出来る。

午後から登ってくる登山者達はテントを背負っている

方達もいる。山小屋に泊まる人も多く、

なるほど、人気の山なんだな〜と思った。

丹沢山系を縦走したり、鍋割山で鍋パーティーをする

グループもいたりと様々である。

明日も良い天気。賑わう山小屋などを想像した。

 

 

 

 

 まだまだ楽しませてくれた紅葉に感謝を籠めて、パチリ(/■^)

 

 

 さあ〜もう直ぐだよ〜って、急ぎ足のQ隊長。

車道に3時丁度に着き、バスは3時10分。バス停まであと3分と書かれた看板に

良かった〜間に合うと思った。着いてみるとバスは超満員!!

登山者で埋め尽くされていた。地元のお年寄りはベンチに腰掛けて

呆れているのか、慣れっこなのか、乗れずにいた。

この後の約30分後のバスにしようよと言ったのに、

Q隊長は「もっと奥に詰めてください」って皆さんにお願いして

何とか乗り込むことが出来たけど、身動きできない状態・・・

でも、乗っている時間は10分程度。道は混雑せず、小田急線の渋沢の駅にスムーズに到着した。

帰りの電車も満員。ザックを背負ったお客で一杯だ。

温泉無しだけど、たまには良いよね、また来ようねと、隊長にお願いする隊員であった。

明日はきっと】筋肉痛だ〜〜予感ぴったし!

 

充実した一日でしたv(*^-^*)v