秋の笠が岳登山(最終日)

 

9月24日(水曜日)晴れ

 

午前2時ごろに目が覚めてから眠れず、やっと眠りに着いたとたんに起こされた。

4時半起床〜Q隊長が星が見えるぞ!って。よたよたしながら外に出てみたら、

昨夜は雨風だったのに、満天の星が煌いていた。

朝食が5時半で、日の出が5時40分!ちょっと無理があるよね〜ってぶつぶつ・・・

山頂までは10分の登りで近いのに、間に合わないので諦めた。

山小屋からもご来光は望めるし、とカメラを構えて待っていたが、生憎雲が多く残念!ここまで・・・

 

ご来光は期待に応えてはくれなかった・・・

でも、こんなに綺麗な秋空が!良しとしましょう〜

 

 

5:48 朝のドラマはこんなふうに終わってしまいました(/-_-)/

私の重たいデジ一眼はザックにくくりつけ、この後の撮影はコンデジで。

 

 

ジャスト6時に出発!山荘から遠く、南アルプスの甲斐駒が、雲海に浮かんでいる。

 

  

播隆平の播隆池も小さいながら青空を映して綺麗だった。笠ヶ岳を背に、笠新道分岐へと歩く。

 

 

振り返っては別れを惜しむ。再び訪れる日はあるのだろうかと切なく思いながら。

まるで山は恋人のようだ(*^_^*)  Qちゃんごめんよ〜

 

  

雲海の素晴らしさに、立ち止まってはパシャ!パシャ!

いよいよ笠新道を下山する。清里の兄がしっかりメモっています。

いい加減な私は、いつも皆に聞いてばかり・・・

 

見納めの笠ヶ岳です!!なんてかっこいいんだろう〜〜惚れ惚れします(*^o^*)

 

 

 

笠山頂から降りるクリア谷。かなり険しそうだが、ここを下りていく人も多い。

でも、8月に遭難した人が、未だ見つかっていないそうである。

 

 

抜戸岳を下りて振り返ると真っ青な空が素晴らしい〜。どんどん下って、これから雲海の中に入っていくのである。

 

 

途中でキイチゴなどの真っ赤に熟れた実が沢山生っている!雷鳥などの食べ物になるんだね。

 

  

 ナナカマドも綺麗に紅葉していた。

 

 

 

日本三大急登と言われるだけの長い下りが始まる。登ってくる人も多く、殆どが中高年。

流石に皆苦しそうだ。Qと私はとても登りには使えないと思った。軟弱夫婦である・・・

 

 

 おっちょこちょいの私は、つまずいて転ぶことが多いので、かなり慎重に慎重を重ねた。

昨日、笠ヶ岳へ向かう途中で、なんでもないところでつまずき、転んで右足の膝小僧を打っていたので

少し心配だった。進むにつれて、痛みが出てしまい、遅れがちになってしまった。

 

 

 

    

11時丁度に、笠新道の登山口に到着!!下ること5時間、何事も無く、良かった、良かった^^

皆で、 パンを頬張り腹ごしらえ。これからいつものお蕎麦屋さんで昼食をとることにした。

 

    

 

 登山口の横に冷たくて美味しい水がある。登る時は、この水が貴重なのだ。

水筒やペットボトルに汲んで帰る。駐車場までの1時間の林道歩きは

疲れた足に響く。でも達成感で、嬉しくて心は軽い。

温泉に入ってからと、色々探したが、中々無くて、平湯の温泉宿で「ひらゆの森」を教えてもらった。

これが大正解!綺麗で広く、源泉が二つもあり、賭け流しの素晴らしいところだった。

1時間くらいゆっくり入ることができた。

 

安房トンネルを抜ける前に、笠ヶ岳の雄姿が見られた!感動である。

沢渡を通り過ぎて、国道脇のいつものお蕎麦屋さんに入る。

全員大盛り〜兄たちも「美味しい」と言ってくれた。

こうjして再び清里に戻り、お茶とアイスクリームを頂き、

いつも大変お世話になっているお義姉さん、Qの兄二人に別れを告げる。

三男の兄はこれから木曽駒・甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳へと登るそうである。凄い!

今日は遅くなることを覚悟して、横浜へと車を走らせた。

疲労困憊のQ隊長であった・・・「温泉に泊まりたかったよ〜〜」と顔に書いてあった・・・・

でも、素晴らしい山行きに感動と感謝で一杯だった。

 

来年は槍ヶ岳へ!!と、話は進んでいるが、果たしてどんな計画になるやら・・・

Q隊長は兄二人の無謀な計画に断固反対!(笑)

 

 ではではこの辺で、今度は10月の磐梯山を私の従兄妹たちと登るのである。

今度は温泉付きだからね^^しかもそれは秘湯を守る会のサービスで無料なんですぅ〜〜v(^^)v

 

長いレポを最後まで見ていただき、ありがとうございました。m(_ _)m