2004.7.30(金)〜31(土)
初テント泊!とうとう待ちに待ったテント泊。台風10号の影響で各地で大荒れの天気。天気予報を気にしながらも、長野白馬方面は大丈夫そうだ。やはり、眠れない。何とか3時間程度の睡眠が取れた。ザックがいつもより重いが、期待が多い分気分で軽くもなる。食料がいやに多い。レモンの輪切りを小さめのタッパーに入れ、蜂蜜をかけた。グレープフルーツ2個を剥いて、これもタッパーに。パイナップルも食べやすいように切って、くだものづくしである(笑) ウィダーゼリー類を沢山入れたのが重い原因。パンにおにぎり。お菓子類。 なにせ初めてなので、要領が分からない。今度はちゃんと調べよう。 今回は高速代を除いて、「八方アルペンライン乗車券」ゴンドラとリフトの往復代 大人 2,600円 二人分 5,200円 生ビール 550円 コーヒー 500円 テント場二人で 1,000円 八方温泉で無人?(管理する人がまだ来ていなかった)温泉がこんこんと注ぎ込まれ、設備も充実していた。(男女別で各露天風呂付き)500円(自動販売機で券を買う)しかし、千円札は使用できない。後で誰かが来たら支払おうと、とりあえずGOー!いい湯でした。 |
AM.2:00 |
自宅より愛車ラブフォーで出発。 |
AM.4:50 |
豊科IC〜無料駐車場へ |
AM.7:00 |
八方ゴンドラに乗る |
AM.7:40 |
リフトを乗り継いで登り始める! |
AM.8:45 |
八方池到着。 |
AM11:00 |
丸山ケルン到着(本当に丸い) |
PM12:05 |
唐松岳頂上山荘到着!ゆっくり休む。 |
PM14:50 |
唐松岳山頂に着く。 |
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八方アルペンラインの八方駅から歩いて20分位の無料駐車場に車を泊めて身支度をし、いつもより思いザックを背負った。
7:00始発のゴンドラを一番乗り。兎平駅でリフトに乗り換える。足元にはシモツケソウなどの色とりどりの花が咲き乱れている。
一人で歓声をあげていた(笑)しかし、二つ目の黒菱平から乗ったリフトで、周りの景色を撮ろうとカメラを構えた瞬間、ストックを落としてしまった。(>m<)ガ〜ン
少し落ち込んだが、立ち直りがはやい。雄大な景色になおも見とれていた。
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左は何とかボクチだろうか?ハクサンシャジンも沢山咲いていた。とにかく種類が多い。
実際に初めて見る花もあり、名前を覚えていない二人だった。でも、こんなに多いとは吃驚だ〜(^▽^)/
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この目で初めて見るタカネマツムシソウ(左)とミヤマコゴメグサ(右)
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ハクサンシャジンと白馬三山!素晴らしい景色や花に見とれて歩くペースが遅くなる。でも、今回はテントでのんびりなんだから〜って気持ちが大きい。
横になって撮ったりして少しは工夫してみたよ〜(Qちゃん、呆れ顔)
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真っ白い残雪がいかにも涼しげだ。しかし、眩しい!木の陰で休憩する人、写真を撮るひとで溢れていた。
暫らく行くと八方池が見えた。既に沢山の人が散策している。きっと八方池山荘に泊まったのであろう。
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ミヤマタンポポの群生!右はミヤマムラサキ(小さくて可愛い花♪写りが悪い!下手って言うこと・・・)
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花のオンパレード♪イワギキョウも素敵!
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タカネナデシコとシモツケソウ。綺麗な色が出ないよ〜(^^;)
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(左)ミヤマリンドウ (右)ヤマホタルブクロ
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チングルマとミヤマダイモンジソウ
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左はトウヤクリンドウ・・・右はバランスがかわいいタカネイブキボウフウ
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今回も、目的地までは青空に白い雲〜♪白馬の天辺が見え隠れしながら充分に感動させてくてた。
風が気持ちいい〜(* ̄▽ ̄)
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丸山ケルンが見えた!眼下には山に囲まれた田園風景(のどかだな〜)
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横浜から来た70歳のご夫婦と話すQちゃん。「お元気ですね〜自分はもうバテバテですよ」なんて言ってるのかな?
たまにはデジカメで私を撮ってもらう。歩きやすい稜線だった。
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段々とガスが出てきた。またまた頂上での展望は望めそうも無いわね・・・右は最初で最後の難関!コワ〜〜
バランスを崩さないように慎重に進む。何しろザックが大きいので岩にぶつからないように気を付ける。
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お待ちかねのビールにご満悦のQちゃん♪私も一口飲んだよ〜美味しかった!相変わらずのガスで何にも見えないと諦めていたら、
一瞬ガスが取れて唐松岳が姿を現した。感激!!\(^▽^)/バンザーイ
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山頂はやはり、な〜んにも見えませ〜ん!ケルンに石を記念に入れてきました(^^)
時間もたっぷりあるし、暫らく此処にいることにした。沢山登ってくる。
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風が強いせいか、思わず息を呑む剣岳が現れた!本当に一瞬である。それが何とも言えない感動!!
また暫らく待ったが、そう甘くなかった。テントを設営するために下りた。
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初めてなのに、写真を撮るのを忘れて、この写真は朝の4時に撤収する直前のもの・・・・
設営する時に床になる部分の石ころを避けなかったので、痛いの何のって!マットを敷いても寝心地が悪かった。
これも勉強である。シェラフは暖かかったよ〜 一晩中、強風で怖くて眠れなかったけど、いい体験をしました。
今度はバッチリだよ〜って意欲満々の私♪3時までは霧で何も見えなかったとか。Qちゃんに4時に起こされて
外を覗くと、なんと!剣がはっきりと浮かび上がっているではありませんか。あまりにも素晴らしくて
手が振るえ写真が全部ぶれてしまいました(残念!)・・・・目に焼きついています。
ご来光を見に行こうと、急いでテントやザックを片付けた。唐松岳が見事に美しい!
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初めて全容を見せてくれた唐松岳と不帰の剣
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朝日に輝く山々、そして何回も顔をだそうとしている太陽を雲がじゃまをする。
けれど、いつまでも飽きない景色だ。
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朝焼けのシルエット!剣岳はずーっと雲で遮られていた。残念だ〜
五龍もガスにスッポリと覆われていた。
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とうとう、ご来光を拝むことができた。山というより、雲の上にだけど、光がとても美しかった。
風が強く、雲の流れが速い。雲海の姿がどんどん変化して面白い。
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真っ白い綿のような雲海!ちぎれ雲が同じような形をして流れて行く。おいおい、山の天辺を隠すんじゃない!
なんて、文句を言ったり〜(笑)
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私達は早めに出発をした。人が少ないと気持ちが良い(勝手かな〜)爽やかな風を受けながら、しばらくすると
今までガスで何も見えなかった五龍岳がやっと姿をみせてくれたのであった。バンザーイ♪
振り返らなかったら、見過ごすところだったよ〜(^^;)
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時間がありそうなので、またまた寝転んでお花とアルプスをパチリ!ノアザミがかわいい〜♪
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八方池に到着!だ〜れもいない。ふたりじめの景色である。
なんて清清しいんだろう。ここで、ゆっくりと朝食をとった。
やがて、今日最初に登ってきた団体さんが来た時にここを離れた。
ものすごい大きな声で案内をしていた。なんだかね〜・・・
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素敵なタカネマツムシソウにもお別れをして、「この山はまた来ようね」とQちゃんが言う。
同感!である。写真には撮れなかったお花も数多くあり、もっと綺麗に撮ってあげたいな〜って
思いながら、駐車場からゴンドラ方面を見上げた。北アルプスはすっかりガスに覆われていた。
この後は温泉で汗と疲れを取り、さっぱりして岐路についた。
今回もお天気に恵まれた山歩き。初テント泊も無事成功!感謝、感謝でした。
最後まで見ていただきありがとうございました。
この秋は温泉三昧ということで10月が楽しみです♪
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