妻籠宿・奈良井宿・小谷温泉

 

2006年11月23日〜24日

 

今回の旅はブログ「木曽駒の麓より」の木曽駒さんと奈良井宿でお会いし、

小谷温泉へ再び訪れる1泊2日の旅でした。

 

ネットで交流のある木曽駒さんに前もって奈良井宿へ行く旨を伝えたところ、

私達に会いに来て下さるとのお返事!そして、ついに実現いたしました〜(^-^)v

 

最初の計画では、お天気さえ良ければ雨飾山へ登り、その後、小谷温泉に宿泊。

翌日に奈良井宿へ行き、木曽駒さんとお会いし、ご一緒に散策すると言うはずでした。

が、天気予報は曇りと雨マーク!山歩きは断念しました。考えたら、24日は平日。

お休みの23日だったら木曽駒さんもゆっくり出来るのではと予定を変更!

 

23日午前4時に自宅を出発!中央道双葉サービスエリアに6:30

朝食はいつも「かき揚げ蕎麦」と決まっていたが、お昼にきっと美味しいお蕎麦が

食べられるに違いないと、焼きたてパンとコーヒーにした。

まだ時間がたっぷりあるし、奈良井宿へ行く前に妻籠宿へも寄ってみたいと言う

あずさの我が儘をQさん聞いてくれて、行き先変更〜

飯田ICで降り、国道253号線で妻籠宿へ向かう。途中、岡谷JCから飯田まで

左に南アルプスが見え、右に木曽駒〜ちらっと御嶽山が見えるなどして

初めて通るコースに大満足!首が疲れました〜(^^*)(*^^)

途中で、あまりに時間が掛かってしまうことに不安を感じ、待ち合わせ時間を

1時間遅らせていただく旨を木曽駒さんにメール。誠に申し訳なかったです。

 

前置きが長くなりました・・妻籠宿へ9:00ごろ到着!既に観光客が大勢歩いていました。

奈良井宿とは少し感じが違うのは、道が「枡形」と言って、直角に折り曲げているところが多いこと。

宿場は幕府により、防塞施設としても作られていて、敵の侵入を阻むために直角の道を設けたそうである。

 

 

楓の紅葉が奇麗〜まだこんなに色づいた木々も残っていた。

 

 

  

人が入らないように撮るのは大変!   季節の花がさりげなく飾られて、また背負い籠が素敵!

 

  

マユミの実もかわいい〜。軒先に大根が干してあるのも絵になる。丸太を切り抜いて水場を作るなど工夫してますね〜。

 

  

干し柿を吊るしたり、右の家に2階は、鎧や時代物の着物でしょうか?飾ってあるのもいいですね。

 

  

左は延命地蔵(汗かき地蔵)文化10年、光徳寺住職・中外和尚が、地蔵尊像の浮かび上がっている岩を

蘭川から運んできて安置したものです(案内書より)

 

   

家の一つ一つに屋号がある。時間が無いので、写真を撮るのに夢中だった。

歩いたのは三分の一くらいでした。今度はもっとゆっくりしたいな〜

 

   

所々にお店があり、民芸品が並べられている。欲しいものばかりだ。

燻し色の家並みに添えられる花々が良く似合う。

 

    

おばあさんが囲炉裏を炊いている。観光客がいろいろとポーズを注文していた。

今日は時代行列があるとのこと、町の人が時代衣装に着替えていた。お昼過ぎから

始まるとのこと。残念だけどまたの機会に見たいものである。お蕎麦やさんのご主人?

写真のモデルをお願いしたら、気持ち良くポーズをとってくださった。ありがとうございます。

妻籠宿には30分もいなかった。今度はゆっくり散策しよう。

さあ〜急いで奈良井宿へと向かう。間に合うか心配だったが、携帯に木曽駒さんからTEL有り。

今から出るとのことで一安心。紅葉が奇麗な所を撮りながら向かった。

 

 

 

 

  

 

 

奈良井宿

  

 

太鼓型の木曾の大橋は樹齢300年以上の

木曾桧で造られている。

夜はライトアップされるそうだ。幻想的でしょうね。

10時40分ごろ木曽駒さんから教えていただいていた道の駅「木曾の大橋」

の無料駐車場に到着。(いつも有料駐車場を利用していた。)

ほんの少しだけ待っただけ、木曽駒さんが此方が分かったのでしょう手を振ってくださった。

初対面とはとても思えませんでした。スラッとした笑顔が素敵な木曽駒さん!

Qさんはネットでのお友達と会うのは初めてのこと。照れるのではと思ったけれど

お話が弾み、楽しい散策とあいなりました(^-^)

 

 

  

水引を格子に絡ませての演出がお正月を迎える準備?素敵な利用の仕方ですね!

 

 

Qさんがここのお店で日野百草丸を買うのが3度目。まとめて買うので、覚えていてくださる。

 私はどうせなら昔のままの(江戸時代)薬屋さんでと思うのですが・・・ちょっと違うでしょう〜昭和のころだわ〜

 

 

 

 すっかり葉を落とした木。山の上は霧氷で白い。初冬の奈良井宿は風も冷たく、

お店の中に入って、暖かいお茶でも飲みたくなる。

 

 

 

まだこの時間は観光客も少なかった。11時半ごろに木曽駒さんにお蕎麦やさんを案内してもらった。

お仲間から「此処がおいしいよ」と教えてもらっていたとのこと。丁度お腹も空いてきた。

 

 

 

店内にはセンス良く調度品や季節のものが飾られ、とっても良い雰囲気。「天ぷら蕎麦」を注文した。

待っている間も木曾のお話をしてくださったり、時間はあっという間に。

お蕎麦は2枚づつ。香りもあり、噛み応えも良く、大変美味しい〜。天ぷらもパリッと揚げてあって

脂っこく無く、美味しかった〜すっごく満足でした!此処にきたら又食べにきますよ〜o(^o^)o

お腹が一杯になって、好物の五平餅が食べられなかったのは残念!

 

 

Qさんは此方のお店で、釣ったお魚のお刺身を乗せたいと、ヒノキの刺身皿を買いました。

節目の模様が気に入ったようです。(同じお魚でもすごく美味しい〜とのこと!)

 

 

 

左 小屋根の先の形は猿頭と言って、奈良井宿の独自の形なのだそうです。

右 時代劇でお馴染みの籠!乗ってみたくなります^^

 

   

 

 

此方は木曽駒さんお勧めの「深山」日本にカレーが最初に入ってきた当時のカレーライス

(スパイスを使わず、野菜の素材を生かしている)が変らない味で食べられるそうだ。

今回はお蕎麦を食べた後なので、コーヒーを頂くことに。材木商だったところを素敵なレストランに!

 

 

 

店内はとても広く、手作りの品が売られている。左の写真は昔懐かしいものが。

駄菓子も置いてある。中高年にとっては昔話が弾むわけである。

 

 

     

 お話しているうちに、入れたての香り豊かなコーヒーをお店の奥さんが出してくれる。

一人一人に添えられた季節の花の実がおまけ付き。センスの良さとお客をもてなす

心配りが素晴らしい〜私のはムラサキシキブの実。

木曽駒さんはマユミに実。Qさんは小ナラの葉っぱと蔓梅もどきの実。(木曽駒さんのレポにあります)

そして蜜の入った甘いりんごをサービスしてくださった。楓の上品な色合いがステキ♪

窓の外には干し柿が吊るしてあった。此処はとっても癒されます。

約3時間の短いオフ会でしたが、木曽駒さんと沢山お話が出来ました。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、そろそろ小谷へ行く時間が・・・

 

 

suzukaze-ederu.sakura.ne.jp/

最後に木曾の大橋で記念撮影〜♪

木曽駒さんお勧めの漆器のお店に案内してくださると仰っていただいたのですが

小谷までの距離がけっこうあるため、残念でしたが、またきっと来ます!

いつまでも手を振って見送ってくださいました。

木曽駒さん、貴重なお時間をありがとう〜(^o^)/~^又来るね〜〜

 

 

 

小谷温泉 山田旅館

 

 

 

午後3時ごろ、小谷村に向かう途中、薄い虹が出ていました。太陽の周りをえんを書く様に。

北アルプスの山々の美しいシルエットが車窓からいつまでも見えています。

 

 小谷温泉に午後4時半ごろ到着。今年の3月に訪れた時には、まだ雪が残っていて、ちらっと降ったりも。

その時は本館を利用したが、今回は新館に宿泊。その地下1階には内湯と露天があったが、

本館の方が、入っている成分が多く、効き目がある。湯量も多く、文句無しの源泉賭け流し。

この日は絶えず誰かが入っていたため、写真は無し!胃腸や糖尿に良いとペットボトルに入れて

持ち帰る人も多い。私は入る度に源泉を飲んだ。腸の調子がとっても良くなるのである。

 

 

左は夕食。食べきれない程の量。天ぷらと刺身はいらないな〜 右は朝食。目玉焼きはいらないな〜とQ。

 

温泉に何回も入り、至福の時間を過ごす。常連客も多く、湯の中での話しも楽しい。

けれど、今回Qさんは立腹したことが。何処でも常識なのだが、湯船にタオルは入れない。

湯船で頭を洗わない。などなどを守らない人がいたそうな。ちょっと吃驚である。

注意したら、止めるどころか、ずーっと続けたので、気分を悪くして出てきた。

こんな山奥の秘湯に非常識な人が来るんですね〜(脱衣室にはその注意書きがあるのにも関らず)

 

24日の朝早くから朝食前まで、温泉に浸かる。私の母と同じ年のおばあちゃんが、

娘さんと二人で来ていた。20年前にご主人を亡くされたおばあちゃん。

娘さんは私と同じ、今親孝行をし出したそうだ。温泉巡りをしている。

日本秘湯を守る会のスタンプを押してもらうと良いですよ、と教えてあげた。

加盟温泉に10回行くと、1回サービスになる。これってかなりお徳!

 

朝食後も温泉に入る。いつもならどこかに寄る事もあるので、早めに出発する。

けれど、この日は朝から雨・・・小雪もちらっと!寒い〜〜

 

山田旅館の部屋の窓から小雨に煙る小谷時々小雪が舞った。

やっぱり本館の廊下がギシギシ音がする方が雰囲気あっていいかな〜なんて(^_^)

 

 

9時過ぎに出発!小谷温泉を振り返る。また来たい!小谷村の山間の家々もやがて厳冬をむかえる。

 

  

 冬枯れの何とも言えない寂しい景色。やがて真っ白な世界になる。次第に晴れて気持ちの良い青空が現れた。

 

 

 

中央道から大きな富士山が!いつ見ても心が躍る。

北アルプスとは違う日本人の心のよりどころのような存在。

なぜ、ゴミ落として汚すのか信じられない一部の日本人!

車の中で富士山談義が始まる・・・・

 

木曽駒さんとの楽しいオフ会ありと、今回も充実した旅を満喫しました。

昨日頂いたあんころ餅(ずんだと小豆)をお昼にいただきました。柔らかくて美味しかったです〜

食べてしまってから写真を撮るのを忘れてしまった・・・あらら〜(Qのお腹を撮ってもね〜〜あはは)

 

3時のおやつに美味しい栗小餅と栗きんとんをいただきました。

 

とっても美味しかったですよ〜♪ありがとう〜

 

 最後まで見て下さってありがとうございますm(_ _)m