初冬の上高地2010年11月2日 何日か前に急に思い立った晩秋の上高地散策。 中の湯温泉から午前8時半に出発する宿のマイクロバスに 間に合うように、自宅を夜中の3時頃出発した。 双葉SAで朝食と休憩。それでも7時半ごろに着いてしまったので 通行料が無料になった「安房トンネル」を通り、笠ヶ岳を 見に行ったが、空は雲に覆われて見えなかった。嫌な予感・・・
中の湯へ向かう道。宿へ近づくと屋根にも雪が積もっていた。
中の湯温泉旅館は上高地と同じ標高1500m。 駐車場に車を置き、出発までロビーで待たせて貰った。 小雪が舞い、お天気を心配しつつも気持ちは上高地へ!である。 マイクロバスは補助席を使うほど、お客で満杯だった。
上高地ターミナルは平日とあって、人も車も疎らで静かだった。
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河童橋へと向い、先ずは明神池までと歩きだす。 いつの間にか雪も止みほっとする。 山は雪化粧をし、落葉松の紅葉は終わりに近い。 それでも景色は美しいと思った。せめて空が青かったらな〜
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山の斜面に日が差し、ちょっと期待をさせてくれる^^
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落葉松林もひっそりと。ベンチも雪がうっすら冷たそう。
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前穂の山頂が現れた!青空も出てv(=^0^=)vヤッター!! と、喜んだのはこのときだけだった・・・
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少し青空と山のうっすら雪化粧、落葉松の終わりかけた紅葉。 一応、三段染め〜(*^_^*)かな?
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明神橋からの景色。呆け無く空は雲に覆われてしまったけど・・・
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明神池に着いた。その前に嘉門次小屋で岩魚の塩焼きをいただく。 一匹900円也。小さいけど炭でじっくり焼いた岩魚は、とても美味しかった。 |
うっすらとした青空が!つかの間だったけどね。 こんな静かな雰囲気、この時期だからなんでしょうね〜
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霧が立ちこめると神秘的な明神池なんだけどね〜 |
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風が強くなって、揺れる落葉松を撮ってみた。な〜んてことないけど。 |
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木道は雪が凍っていて滑りやすく、慎重に歩く。 |
落葉の道が一番気持ちが良い。 |
お気に入りの一枚!温かみのある色合いが、一瞬寒さを忘れさせてくれる。 |
山からの水が勢いよく流れ、やがて梓川へと合流する。 |
小さな池に色鮮やかなもみじが浮かんで、はっとするほど綺麗だった。 |
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静寂の岳沢。いつもはカメラマンで賑わう場所。 Q隊長の思い出深いこの岳沢は、必ず訪れる場所である。
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今回は奥穂高は見えなかった。でも上高地のこんな風景も好きである。
河童橋へ戻るとけっこう観光客で賑わっていた。また雪混じりの小雨が降り出し お昼の食事をどうしようか迷ったが、折角珈琲を淹れる用意もしてきたので、 木の下のベンチで寒さに震えながら温かい珈琲をすすり、パンを食べお腹を満たした。 ターミナルからバスに乗り、釜トンネルの入口(中の湯バス停)で下車。 迎えの車が来るまで待会所で待った。いつも此処でお茶を出してくれたおじさんの姿は無く、 無愛想な人が。その人に訊いてみたら、前の方は病気で3年前に亡くなったそうである。 いつも笑顔で話しかけてくれた面影が浮かんで、哀しい気持ちになり切なかった。 |
温泉でゆっくり疲れをとった翌朝は我が車はこんな状態!しかも凍りついて 取り除くのに難儀をした。下る坂道が心配だったけど、ゆっくり走らせ無事下まで辿り着いた。 |
山の麓の紅葉が、目を楽しませてくれる。晩秋の風景もまた好い。 |
段々と空も明るくなり、青空が出てきたが、北アルプス方面は 雲に覆われていた。今日上高地へ行かれた人達もがっかりかな? |
昨年の槍ヶ岳から一年ぶりの上高地だった。 忙しい日々の中から抜け出して、気分転換することも大事なこと。 何度訪れても違った姿を魅せてくれる上高地に感謝しながら、 来年は奥穂高に登れることを祈った。
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帰宅すると、お帰りなさいと言ってるかのように、 ど根性ヘブンリーブルーの朝顔が沢山咲いていた。
横浜の気温は22度。朝の気温1度から20度の差であった。
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